幼児教育に最適な教材とは?失敗しない選び方をプロが解説します

kids019 幼児教育

「幼児教育の教材ってどう選べばいいの?」
「数が多すぎて、どれがいいのかわからない」

子育てには答えがないからこそ、幼児教育に最適な教材を選ぶのは難しいですよね。

幼児教育の教材は、本のほか、教室やアプリなど、さまざまな種類があります。

そこで今回は、選び方と一緒に、幼児教育にぴったりな教材をご紹介します。

これから幼児教育を始めたいパパママは、ぜひ参考にしてみてください。

今さら聞けない、幼児教育とは?

幼児教育とは、幼児の日常生活のあらゆる場所で行われる教育の総称です。

(幼児期は、概ね1歳から小学校入学までの6歳の時期)

「教育」と付いているため、机に向かってドリルで問題を解いたり、本を読んだりすることをイメージする方も多いのではないでしょうか?

ですが、幼児教育は、

・歯磨きの習慣を作る
・家庭でのしつけ
・片付け

なども、学習・教育として捉えられます。

幼児教育の目的は『人格形成や学習の基礎を作ること』なので、日常生活の様々なものが幼児教育に当てはまるんです。

一方で、「早期教育」というのもあります。

・楽器
・外国語
・スポーツ

などの習い事は、早期教育として、専門分野でのスキル習得を目的としていることが多く、幼児教育とは目的が異なるものとされています。

ただ、厳密に分ける必要はなく、その子に適した、子供の成長を促すモノであれば、どちらも重要です。

先ほども書いた通り、幼児教育には歯磨きや片付けなど、家庭でのしつけも含まれます。

家で絵本を読み聞かせるのも、立派な幼児教育です。

少しでも興味を持ったのなら、「難しそうだから私には無理…」と思わず、今回紹介するものの中で、無理なく続けられる方法を探してみましょう。

 

なお、詳しい幼児教育のメソッドや種類が気になる方は、以下を参照してください。

幼児教育にはどんな種類がある?教育のプロが徹底解説します。
幼児教育といってもさまざまな種類があり、どんな特徴があるのか、どんな考え方なのか、どのような教育方法でどのような教材を使うのかなどわからないことが多くあると思います。今回は、幼児教育の種類についてそれぞれの特徴などをプロが徹底解説します。パ

幼児教育の教材の選び方|失敗しないための5つのポイント

まずは、教材の選び方を見ていきます。

失敗しないためには、以下の5つのポイントを抑えましょう。

  • 目的・伸ばしたい能力を明確にする
  • 教材の種類をいくつかピックアップする
  • 予算を考える
  • 子供の好みを把握する
  • 無料のトライアルで、複数の教材を試す

目的・伸ばしたい能力を明確にする

一言で「幼児教育」といっても、その目的・伸ばしたい能力によって、様々なやり方があります。

たとえば、モンテッソーリ教育だと

・責任感と思いやりを持つ自立した人格形成
・学ぶ姿勢の習得

を目的としています。

一方、ヨコミネ式では、「子供の可能性を伸ばすこと」が目的です。

このように、目的によってやり方は異なってきます。

「どれも習得したい!」「いいとこ取りをしたい!」

と思われる方もいますよね。

しかし、全ての能力を伸ばし、全ての可能性を発掘するといった目標は達成されないことが多いです。

なぜなら、時間の制約があるからです。

 

そこで、

『相手の立場になって考える力を養って欲しい』『問題解決に使える論理力を鍛えて欲しい』

などのように、明確な目的を決めましょう。

そうすることで、最適な幼児教育を選ぶこともできるし、保護者の負担も減らすことができます。
多くの教室やレッスンに参加するよりも、送迎や月謝の負担も少なく済みます。
また、「○○のためにこれをしている」と目的意識が明らかなことで、保護者の方のモチベーションも下がりにくいです。

 

そのため、まず幼児教育は目的の明確化から始めることをおすすめします。

 

以下に、幼児教育の目的として、よく設定されるものをまとめておきます。参考にしてください。

・責任感と思いやりを持った人間に育てる
・からだ、こころ、あたまのバランスがとれた人間に成長する
・子供の自主性、個性を伸ばす
・協調性を育む
・理解力や判断力の高い人間に育てる
・自ら学ぼうとする姿勢を作る
・リーダーシップを取ることができる人間に育てる
・思いやりのある人間に育てる

 

教材の種類をいくつかピックアップする

次に、上記で明確にした目的に合う教材は何かを考えていきます。

一般的な幼児教育の教材は

・本、ドリル
・アプリ
・塾、学習教室

などがあります。

 

ご自宅で、保護者の方が学びをサポートする時間がとれるようであれば、本やドリルは有効です。

塾よりも費用を安く抑えることもできます。

 

また、近年はアプリの種類も増えており、ゲームのように学べるものもあります。

「子供の集中が長く続かない」

とお悩みの場合は、そうしたゲームアプリから幼児教育を取り入れるのもおすすめです。

ただし、ゲームといっても保護者の方がサポートする必要があります。

やり方を紹介したり、子供の代わりにタップしたりといったことが求められるでしょう。

 

「自宅でそうした時間をとる余裕がない」「幼児教育のプロに任せたい」

という場合は、塾や学習教室がおすすめです。

 

予算を考える

続いて、どれだけの予算をかけられるかを考えます。

まず、無理なく支払える範囲の教材を選びましょう。

というのも、幼児教育は継続しなければ意味がありません。

「費用が高い教材=良い教材」と思い込み、申し込んだものの1ヶ月で辞めてしまった…。

となっては、なかなか子供の成長を実感しにくいでしょう。

途中で泣く泣く辞めたことで、子供もストレスに感じてしまうかもしれません。

 

必ずしも、費用が高いものが良い教材というわけではないので、継続しやすい価格帯の中から、幼児教育の教材を選びましょう。

参考までに、主な教材の価格の相場をご紹介します。

・絵本:1000〜1500円
・ドリル:700〜1000円
・アプリ:200〜500円
・教室:6000〜10000円(週1回レッスンの月謝)

 

子供の好みを把握する

ここまでで、どんな教材がいいかをイメージできたら、次は子供の好みを把握しましょう。

親目線だけで教材を押し付けると子供は学習自体嫌いになってしまう可能性があります。

幼児教育では、子供の好みの視点から教材を考えることが大切です。

 

大人であっても、全然興味のない本を渡されると、

「読む気にならない」「読むの面倒臭いな」

と感じる方が多いのではないでしょうか。

集中力が大人よりも低いと言われる子供ではなおさらです。

 

教材を続けてもらうためにも、子供が気に入ったものを選ぶようにしましょう。

「上の子がこれを使っていたから…」

と同じものを使うこともあるかもしれません。

しかし、兄弟であっても好みは同じではないはずです。

 

似た傾向を持っているかもしれませんが、

・おさがりでリーズナブルだから
・慣れ親しんだ教材だから

ということだけで、上のお子様と同じ教材を使うことはおすすめしません。

 

一度使ってみて、あまり合わないようであれば、その子が興味を持つ分野を探してみましょう。

無料のトライアルを複数試す

最後に、無料トライアルが行っているものを複数試しましょう。

最も避けたいのが、正式に契約して「実は合わなかった」という場合です。

そうならないためにも、無料トライアルで実際の教材を確かめてみることが大切です。

 

ここでおすすめしたいのが、2社以上の教材を試すことです。

1社目の教材だけで

「これなら続けられそう!」

と即決するのもいいですが、実は2社目の方が子供に合っていたということもあります。

 

1社目、2社目など比較をすることで、

・この面はこっちの方がいい
・両方とも○○が合わないから、別の教材を探してみよう

といった感想も生まれるでしょう。

その結果、よりお子様にぴったりの教材に出会えるはずです。

 

なお、無料トライアル時のチェックポイントとしては以下が挙げられます。

・続けやすい料金か

・子供が興味を示しているか

・親がサポート時間を取ることができるか

・(講師がいる場合は)コミュニケーションがとりやすいか

・(通塾タイプの場合は)通いやすい立地か

幼児教育の教材をプロが比較します

ここまで幼児教育の教材の選び方を解説しましたが、教材ごとの特徴もご紹介します。

どの教材にもメリットとデメリットがあります。

それらを踏まえた上で、お子様にどのような形式が合っているのかを検討してみると良いでしょう。

本・ドリル

特徴

幼児教育の教材として、もっともポピュラーなのが本やドリルです。

絵本のほか、時計の読み方や図形の勉強など、多くの種類がラインナップしています。

ただし、多くの種類を揃えるとなると、数千円以上かかることも。

できるだけリーズナブルに済ませたい場合は、図書館の利用がおすすめです。

また、繰り返し学習したいのであれば、ドリルにそのまま書き込むのはおすすめしません。

その日の学習量分をコピーし、そちらに書き込むようにしましょう。

そうして繰り返し問題を解いていくことで、学習の定着を狙います。

価格帯

本は1000〜2000円、ドリルは700〜1000円ほどで買うことができます。

メリット

・書店や図書館など、身近な場所で入手できる

・図書館では無料で借りられる

デメリット

・ページに書き込んでしまうと、2回目以降の学習がしにくい

・保護者の方などが解説や読み聞かせなどのサポートをする必要がある

・毎月数冊買うとなると、塾へ通うのと同じぐらい費用がかかる場合がある

こんな人におすすめ

・子供の学習をサポートする時間を毎日とることができる

・なるべく安価で幼児教育をしたい

アプリ

特徴

近年、幼児教育アプリは使う人が増えてきています。

スマートフォンやタブレットを用いて、いつでもどこでも学習しやすいのが特徴です。

外出先での待ち時間などに利用している方も多いかもしれません。

音や映像を通して学ぶことができ、子供が飽きにくいのも特徴の一つです。

ただし、公共の場では音量に注意して学ぶようにしましょう。

価格帯

アプリごとに200〜500円のほか、単元ごとに100〜200円課金といったものが多いです。

中には、月額課金制でコンテンツ見放題のアプリも。

メリット

・ゲーム性が高く、楽しんで学びやすい

・音や映像と一緒に学べる

・繰り返し学習しやすい

デメリット

・使い方や学習内容を解説するサポートがいる

・知らない間に子供が課金している恐れも

(設定で制限することもできます)

こんな人におすすめ

・子供が飽き性で、集中力が続きにくい

・外出先でも学習を進めたい

・音や音楽を通して、子供の力を育みたい

塾・学習教室

特徴

幼児教育の塾や学習教室では、専門の知識を持った講師から学ぶことができます。

小学生以上向けの学習塾と併設している幼児教室もあり、将来受験を考えているお子様には向いているかもしれません。

しかし、幼児教室も方針や学習の進め方はさまざま。

そのため、

・お子様がどのような学習スタイルが向いているのか(少人数、個別、授業形式など)
・将来どんな能力を伸ばしたいのか

を明らかにしてから、塾選びすることをおすすめします。

 

また、無料体験レッスンには必ず参加しましょう。

そこでは、お子様が楽しんで学習できているかとともに、

・通いやすい立地か
・講師とコミュニケーションが取りやすいか

といったポイントもチェックしましょう。

 

幼児教育は数年単位で継続していくことがほとんど。

講師との相性が悪いと、それだけで憂鬱になってしまうこともあるかもしれません。

そのため、上記ポイントを体験レッスンで確認することをおすすめします。

 

価格帯

週1回の受講で6000〜10000円の月謝が相場です。

早期教育や受験対策も取り入れている場合は、+3000〜5000円かかることも。

メリット

・専門知識のある講師に学習を見てもらえる

・学習の様子や子供の特徴をプロ目線から伝えてもらえる

・受験対策もできる

・他の子供たちと一緒に学ぶことで、協調性が身につきやすい

(個別指導の教室もあります)

デメリット

・送迎する必要がある

・本やアプリと比較すると、費用が高い

こんな人におすすめ

・プロに学習をみてほしい

・忙しくて家で学習のサポート時間をとることができない

・将来、子供が小学・中学受験する予定がある

 

幼児教育の教材に迷ったら『パスカルキッズ』

最後におすすめの幼児教育を一つ紹介しておきます。

パスカルキッズとは?

パスカルキッズは「教え込まない」をモットーにした幼児教室です。

年長から小3までの子供を対象としており、考え抜く力を養います。

 

AIの発達により、将来的には現在の半数近くの仕事がなくなるのではと危惧されているのはご存知でしょうか。

本当にそうなるかはわかりませんが、今より考える力が重視され始めるでしょう。

単純な作業や仕事はAIや機械に代替されるためです。

 

パスカルキッズでは、そんな社会であっても自立できるよう

・考える力
・学ぶ姿勢

を意識したレッスンをおこなっています。

 

教え込まず、自分で気づくからこそ、習得がしやすいこともあるのです。

そうした発見を面白く感じ、「遊びに出かけるように通っている」というお子様の声もあります。

パスカルキッズのメリット

パスカルキッズは

・プロから幼児教育を受けられる
・最適な教材を選んでもらえる(教室用・自宅用)
・他の詰め込み塾とは異なり、子供の能力そのものを成長できる

といったメリットがあります。

テキストは30種類以上の中からお子様に合ったものを講師がピックアップします。

教室用だけでなく、ご自宅用も準備してありますので、家庭学習用のテキストを別の場所で選ぶ必要はありません。

また、先述したとおり、考える力、学ぶ姿勢という基礎となる部分からしっかりと子供の能力を成長させられるので、知識だけでなく、人間性そのものを成長させることができます。

 

こんな人におすすめ!

パスカルキッズは特に以下の方におすすめです。

・考える力を養いたい
・将来、受験を考えている
・親子間のコミュニケーションを円滑にしたい

 

考える力を養いたい

先ほども書いた通り、パスカルキッズでは考える力を育むことを重視しています。

読み書きだけでなく、図形問題や能力開発問題を通して、そうした力を伸ばしていきます。

テキストもありますが、知育ゲームやパズルなどを通して、遊び感覚で学べるのもパスカルキッズの特徴です。

将来、受験を考えている

パスカルキッズでは、数や図形を用いた学びを大切にしています。

テキスト演習を繰り返すことで、読み書きや計算の能力の向上を狙っています。

通われている生徒さんの中には、年長で4桁の計算ができるお子様も。

数字に苦手意識を持たないことで、小学校に入学してからの算数の授業に積極的に取り組めるお子様も多いです。

算数や数学は受験では必須となっていることも多い科目。

それが得意であれば、受験で有利になるでしょう。

難関中学・高校・大学への合格実績もあるため、将来受験を考えているお子様の場合は検討してみるのも良いかもしれません。

親子間のコミュニケーションを円滑にしたい

パスカルキッズの授業で毎回取り入れているのが、「3行・5行日記」です。

その名の通り、短い文章量の作文ですが、幼児期から行うことでコミュニケーション能力を伸ばす効果が期待できます。

 

お子様が泣いていたり、怒っていたりしても、理由がわからなければ対処がしにくいですよね。

日記を続けることで、

・これが嫌だった
・こうだったら良かった

といった自分の考えを言葉にする力の基礎が養われます。

その結果、親子間のコミュニケーションがスムーズになる効果も期待できるでしょう。

ここまで紹介したパスカルキッズに、少しでも興味を持った方は、まずは以下のリンクから資料請求やお問い合わせを、お待ちしております。

幼児教育に最適な教材とは? まとめ

幼児教育の教材は種類が豊富です。

そこで今回は、幼児教育に最適な教材の選び方や、具体例を紹介しました。

以下の5つのポイントで進めていくのがおすすめです。

・目的・伸ばしたい能力を明確にする
・教材の種類をいくつかピックアップする
・予算を考える
・子供の好みを把握する
・無料のトライアルを複数試す

 

また、それぞれの教材にはメリットとデメリットがあります。

それらを踏まえた上で、お子様にぴったりな教材を選ぶようにしましょう。

 

自宅学習となると、時間をかけたサポートが必要となってきます。

その時間がなかなかとれない場合は、幼児教育の塾や教室も有効です。

塾や学習教室のメリットは、プロからレッスンを受けられることです。

また、中には学習の相談にのってもらえることも。

そうした幼児教育スタイルをご希望の場合は、幼児教室への入会も検討してみてはいかがでしょうか。

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