幼児教育は何をする?効果なし?塾講師が本当のこと教えます

kids04 幼児教育

近年では子どもが生まれてから早い段階で幼児教育に興味を持たれる親御さんが多くいます。

しかし、いざ幼児教育のことを調べてみると

「幼児教育にはどんな教材があるの?」
「幼児教育は本当に効果があるの?」
「幼児教育は何がいいの?」

などさまざまな疑問を持つ人も多いでしょう。

そこで今回は、幼児教育は何をするのか?本当に効果はあるのか?など、気になる幼児教育に対する疑問を、プロの塾講師が解説します。

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幼児教育とは何をするの?

まず、幼児教育とは、幼児の生活に関わるすべての場においての教育のことをいいます。

ちなみに、ここでいう「幼児」とは未就学児を指しています。
ただ、幼児は広義に解釈されるため、文献によって多少の誤差があります。
「幼児」を未就学児とするものもあれば、3歳~5歳とする場合もあるので、あくまで大体の認識で構いません。

そして幼児教育は、学習の土台作りや、生涯にわたっての人格の形成を目的としています。
具体的には、学習意欲や探求心、人間性などさまざまな能力を伸ばし、可能性を広げます。

幼児教育の定義はさまざまですが、共通していえることは、子どもが日々の生活を通して、知識や知恵、生きる力の基礎を培い、小学校入学へつなげようということです。

 なお、より詳しく幼児教育について知りたい方は、こちらのページも参照してください。

悩めるパパママ必見!最新の幼児教育を知ろう!
悩めるパパママ必見!最新の幼児教育について、解説しました。 そもそも「幼児教育とは?」「幼児教育に最適な方法は?」「どうやって選べばいいの?」など、パパママが疑問に持ちやすい、知りたい内容を中心に紹介していますので、要チェックです!

幼児教育にとって大切なこととは?

では、幼児教育において大切なことはなんでしょう?

幼児教育の目的は、もちろん一人一人異なりますが、特に重んじられるのが、自主性、自発性といった能力を伸ばすことです。

有名なモンテッソーリ教育にも、子供には自己教育力(子どもが自分自身を教育し自立しようとする力)が備わっているため、子どもの持っている力を最大限引き出してあげることが大切だとあります。

子どもを思うからこそ、大人が知識を無理に押し付けるのではなく、子どもが自ら学びたいと行動し選ぶこと、繰り返し学ぶことで自発性が培われます。

そして幼児教育で、自主性や自発性を育むことができれば、勉強や学習面だけでなく、集団生活や日常の様々な場面においても、自分で考え、自分で選び、自分で行動することができる子に育つでしょう。そうして自主的に取り組むことを選んだ学習や物事は、上達や飲み込みが早く、子ども自身も楽しく取り組むことができます。

もちろん他にも、幼児教育における大切なことはたくさんあります。
「人の話を聞く力」「多くの経験を積ませること」「就学に向けた準備」など多く挙げられます。

しかしどれも、子ども自らの自発性や自主性がなければスタートすることもできません。

これからの子供の土台になる、自主性・自発性を育むことが、幼児教育にとって最も大切であることを、知っておきましょう。

幼児教育の効果は本当にある?

そんな幼児教育ですが、改めて効果はあるのでしょうか?

結論からいうと、しっかりとした研究データがあり、幼児教育には効果があると言われています。

1960年代からハイスコープ教育財団が行っている、ペリー幼児教育計画の研究プロジェクトでは、幼児教育の効果を示した研究がされています。

以下は、ペリー幼児教育という特殊な教育を受けたグループと受けなかったグループで、その後の成長の追跡調査を行ったものです。

その結果、5歳時では就学準備、14歳時点では学校の出席と成績、19歳時点では高校の卒業率、そして、27歳と40歳時点では収入や犯罪率や持ち家などで、実験群の方が対照群よりも優れた結果をだすことがわかった。』
引用:https://www.blog.crn.or.jp/lab/01/55.html

このように、幼児教育は生涯の基礎を培うものであり、その効果は十分にあるといえます。

幼児教育に効果があることをより詳しくまとめたページはこちら

幼児教育に効果はない?教育のプロが本当のことを教えます
「幼児教育って本当に効果あるの?」幼児教育に興味はあるけれど、こんな不安があって始めるかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は・幼児教育に効果がある理由や根拠・幼児教育の具体的な効果を中心に、幼児教育の効果について資格も

 

実際に当社が提供している幼児向け教育『パスカルキッズ』を受けていたSさんが京都大学工学部に受かった事例があります。
もちろん幼少期に幼児教育を受けていたから100%国立大学に受かる!なんてことはありませんが、少なからず効果があることは証明されているんです。

参考:https://kaichi-sg.jp/pascalkids-exp/

幼児教育は、生涯において子どもの生活を豊かにしてくれる土台作りとして、大きく効果があることを知っておきましょう。

幼児教育のメリット・デメリット

ここまでで、幼児教育について、大切なことや本当に効果かがあるのか?など、気になる疑問を解説してきました。

一方で、幼児教育を行うことにはデメリットはないのでしょうか?

ここでは、幼児教育を行うことに対してのメリット、デメリットを解説します。

メリット①:就学準備が整う

まず、適切な幼児教育を受けることで、子供が学習することへの土台を培うことができます。
すると、学習意欲を高めることができます。

幼児期から教育を受けている子は、比較的学ぶことや学ぶ環境に抵抗がありません

一方で幼児教育を受けていない子供は、学習のために椅子に座り机にむかうこと自体がストレスになることもあります。その環境に馴染めず、授業を聞くことができなかったり、長時間椅子に座っていることができなかったり。

その点、幼児教育を受けてきた子たちは、就学に対してのギャップを感じることは少なく、比較的スムーズに環境に順応することができます。

メリット②:聞く力が養われる

また、特に小学校に上がると、授業として一定時間誰かの話を聞くことが要求されます。
しかし、話を聞く力はもともと備わっているものではありません。
訓練の中で習得していくものです。

そこで、普段幼児教育を通して、一緒に生活している大人(保護者や先生)の話を聞いていると、幼児教育を受けていない子よりもしっかりと話を聞くことができます。

さらに話を聞く姿勢ができているだけで、話を理解できない場合でも知ろうとする努力に繋がるため、どんどん人の話を聞く力が備わってきます

一方で幼児教育を行っていない子は、まず話を聞く姿勢になれることからスタートするため、初めから大きなアドバンテージを持つことができるのが、大きなメリットです。 

メリット③:可能性が広がる

そして、幼児教育を通じて、普段の生活では知ることができない世界が見つかり、子どもの可能性が広がります。

初めての経験や知識は子どもの好奇心を掻き立て、脳への刺激となり発達へとつながります。

幼児教育を受けることで、子ども自身、好きなことや得意なこと、興味のあることを知ることができ、将来への可能性を広げることができます

デメリット①:プレッシャーに感じることがある

一方で、幼児教育はどんなデメリットがあるのでしょうか?

まず、幼児期の習い事は親の意向が強いことが大半です。

その中で、子どもより親の方が力が入ってしまうことも多々あります。

するとできないことを怒ったり、周囲の子と比べてしまい、子どもに過度にプレッシャー=ストレスを与えてしまいます。

先に紹介しましたが、幼児教育の大前提は自主性を育むことです。

親はあくまで、子どものペースで継続できるように見守る姿勢でいるように、注意しましょう。

デメリット②:すぐに効果が実感できない

また、幼児教育を受けたからといって、すぐに効果を感じることはなかなかできません。

点数やIQのように定量化できる部分もありますが、それ以外の情緒の発達や思考力、判断力などはすぐに効果を実感できるものではありません。

「この教材・カリキュラムを行ったからこの結果が得られた」と判断することは難しく、幼児教育を受けている意味があるのか疑念を持つ人もいるでしょう。

しかし前述したとおり、幼児教育はペリー幼児教育の研究プロジェクトが示しているように、しっかりと効果があります。

結果を急ぎすぎず、子供を信じて継続することを心がけましょう。

家庭でできる幼児教育とは?おすすめ教材は?

幼児教育と聞くと必ずどこかの教室に通わせなければいけないと思われがちですが、家庭でできる幼児教育もあります。ここではおすすめの教材もあわせて紹介します

家庭でできる幼児教育【本】

言語の発達が著しい幼児期に絵本や本は効果的です。小さな音の違いも聞き取れる幼児期では、読み聞かせをすることで言葉の発達を促します。就寝前に読み聞かせをすることでルーティンが確立され規則正しい生活にもつながります。これも幼児教育の一つです。

本や絵本は文字の理解に段階的に用いることができます。最初は読み聞かせから始まり、次に読み方を教えながら一緒に読んでいきます。これを繰り返しているうちに、自然と子どもが一人で音読できるようになっていきます。

字が読めるようになれば、子どもが自分で読むことで、語彙力の向上や読解力に繋がります。また、絵本を見ることでその絵から登場人物がどんな感情なのか、どういった状況なのか想像する力も身につきます。

子どもはその想像力から「この人はなぜこうしたのだろう」「こうしたら解決することができる」「自分ならこうするのに」など絵本を通して、思考力を養っていきます。

ただ、絵本は繰り返して読むことができる反面、飽きがくるときがきます。また、年齢に合わせて何冊も買い足さなければならず、絵本代がかさんでしまうのも事実です。絵本は場所をとってしまうので、置き場に困ってしまうこともあります。

家庭でできる幼児教育【おもちゃ】

おもちゃを取り入れることで、五感が刺激され脳の発達の一助となります。知育のおもちゃはもちろん、子どもが好きなおもちゃも”ごっこ遊び”などに活用することができ、子どもの発育に役立ちます。

知育のおもちゃは反復して遊ぶものが多く、子どもはその反復から学習していきます。おままごとやお人形遊びなどは、想像力や発想力を育むことができます。また、ごっこ遊びを誰かと一緒に行うことで、協調性や相手を思いやる心の発達も望むことができます。

他にも、車が好きな男の子であれば、車と組み立てる道路を与えることで、思考力や判断力の向上につながります。

子どもは遊びの中で学習し、さまざまな能力を身につけることが多く、遊びの重要性は高いといえます。遊びの中で身につけた能力は、日常にも活かされるようになり、その子を形成していきます。

しかし、おもちゃも絵本同様に年齢に合わせたものが必要となります。そのため必ず買い替えるときがくるので、コストはかかります。また、子どもがあまり興味を示さないものもあり、どんなおもちゃを買ったら幼児教育を行うことができるのかなど、判断することは難しいです。 

家庭でできる幼児教育【動画】

動画を用いた幼児教育は、子どもが興味・関心をひくことができ、楽しみながら学ぶことができます。動画の中では、歌や体操、ダンス、ナレーション、効果音など子どもが興味を持つものがたくさん含まれていて、情報量も多いです。

わかりやすいのが、教育系のテレビです。歌やダンス、アニメーションや人形など子どもがおもしろいと思えるものを使って、さまざまな能力の育成を試みています。また、いろいろな観点で子どもたちに訴えかけているので、子どもの興味関心もそそられます。

動画のメリットとしては、例えば言語を習得するときもテキストと参考書だけでは実際の使い方や発音などを理解するには限界があります。しかし、動画であれば正しい発音を知ることができ、状況に合わせた会話を学ぶことができます。このように、動画は自分だけで学んでいるのではなく、誰かと一緒に学んでいるという状況を作り出すことができます。

ただ、動画の教材は子どもが熱中しすぎて依存を心配する人もいます。他にも視力の低下や動画に集中したことでおきるコミュニケーション能力の低下などの懸念もあります。繰り返し見て、反復できる反面、子どもの成長に対して影響がないのか不安要素がつきまといます。

 家庭でできる幼児教育【通信教材】

最近では通信教材もさまざまでテキストや読み物、おもちゃだけでなくタブレットを活用した通信教育もあります。通信教育はカリキュラムが組まれているので、月齢や年齢に合わせた学習をすることができます。

どんな幼児教育をしたらいいのかわからなくても、問題ありません。また、家庭でできる学習なので自分のペースで学習をすることができるのもメリットです。共働きなど教室への送迎が大変な家庭でも、その手間がないため親としても助かります。

ただ、一度サボってしまうと習慣を取り戻せなくなる心配もあります。集団で学習をしていれば、その環境に順応して学習に取り組むようになりますが、1人での学習だと誘惑に負けてしまうこともあります。

また、誰かと一緒に学習をしていれば、競争心もうまれ、学習に対する意欲や理解度が深まります。競争心も子どもが伸ばすべき情緒の一つです。しかし、1人学習だと競争心が芽生えることもないので、違う方法で競争心を伸ばす方法を考える必要もでてきます。

通信教材は、家庭で学習することで、親も子どもの理解度などを知ることができます。子どもが理解できない部分は一緒に考えることで、親子の時間を増やすことにもつながります。

幼児教育の効果を追求した塾『パスカルキッズ』

家庭で幼児教育にチャレンジしている人も多いでしょう。
しかしある程度はできても、限界を感じる人も少なくありません。

そこでおすすめなのがパスカルキッズです。

パスカルキッズでは、実感指導や能力開発プリント、思考力を鍛え将来につながる学力を身につけることができます。
数の学習では反復練習をするのではなく、タイルやブロックの教具を使って子どもに実感させたり、ジュースを飲むことで「かさ」の授業を展開したりしています。

また、能力開発プリントも子どもには遊びのような感覚で行わせながらも、空間把握や理論性、関係性理解などさまざまな能力が伸びるよう工夫されています。

家庭ではなかなかうまくいかない幼児教育もプロがサポートすることで、スムーズに子どもの能力を伸ばすことができます。

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まとめ

「幼児教育とは何か?」「幼児教育にはどんな効果があるのか?」「幼児教育の教材はどんなもの?」など幼児教育について解説してきました。

幼児教育には効果があり、生涯にわたって良い結果をもたらすことが研究結果として発表されています。また、本やおもちゃ、動画など家庭にあるものでも幼児教育ができ、親としてさまざまな方法で子どもの幼児教育に取り組むことができます。

ただ、状況によっては家庭での幼児教育が難しい場合もあるでしょう。そんなときは、幼児教育の塾に通わせるのも一つの手段です。

パスカルキッズでは定期的に体験授業を行っていますので、まずは資料請求をしてみて、家族で検討してみるといいかもしれませんね。

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