小学校受験にメリットはある?本当のことを幼児教室の講師が解説します。

小学校受験 メリット 幼児教育

「小学校受験なんて、子どもがかわいそう」
「勉強漬けの幼児なんて気持ち悪い」
と思っていませんか。

そうだとしたら、小学校受験をする家庭が増えているのはなぜなのでしょうか。小学校受験をするメリットとデメリット、準備を通じて伸ばせる力を知ってから必要性を判断しても遅くはありません。

数多くのお子さんを指導した幼児教室の講師が、受験ありきではない幼児期の能力開発について解説します。

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そもそも小学校受験にメリットはある?

小学校受験を批判する人は、「公立からでも有名大学に行けるのに」とよく言います。そして、いい大学に行くために小さい子どもに無理やり勉強させると思い込んで、「かわいそう」と非難されることも。

もちろん大学の附属小学校ならエスカレーター式で進学できるメリットがあることも事実です。でも、私立・国立小学校に通わせる保護者の狙いは大学進学とは限りません。

幼稚園や保育園選びのことを思い出してください。お子さんの性格に合ったところ、お子さんが楽しく学べそうな園を探した親御さんも多いことでしょう。

それと同様に、6歳から12歳の6年間を過ごす環境を少しでも良いものにと願うのは当然の親心です。学区の公立小学校も含めて比較検討した結果、国立や私立の小学校を選ぶ家庭があり、必要な範囲で準備をしているだけなのです。

また、幼児期のお勉強には偏差値などの明確な基準がありません。そのため、「何をさせたらいいのか分からない」「年齢に合った教育とは?」と悩む声もよく耳にします。

そんなとき、小学校受験の準備をすると未就学期に身につけたい能力をまんべんなく伸ばすことが可能です。

さらには、受験の合否に関係なく、受験対策を経験することそのもののメリットも存在します。

1つ目は、思考力や論理力はもちろん、忍耐力や協調性も養える点。これを幼稚園生活と家庭だけで教えようと思ったら大変です。

2つ目は、自分の習い事のために親が協力してくれたり、一つの目標に向かって家族で頑張ったりする重要性です。こうした経験は自己肯定感につながり、将来的に部活や受験、社会人生活で苦労するシーンでも精神的な支えになります。

このように、小学校受験をする効果はたくさん挙げられます。「よくわからないから」と敬遠せずに、まずは具体的なメリット、デメリットを知って検討してみませんか。

小学校受験のメリット6つ

まず、小学校受験のメリットを解説します。

子供の基礎力・才能を伸ばすきっかけになる

子どもが持っている能力や個性を伸ばしたいというのは、保護者共通の願いですね。でも、具体的に何をしたらいいかとなると、迷ってしまうご両親も多いことでしょう。

そんなとき、小学校受験の準備に取り組むと、子供の意外な才能や得意を発見できるかもしれません。例えば、「親は文系なのに意外と算数が得意そう」とか、「人前でハキハキ話せる」「ほかの子をリードして工作ができる」など…。

また、昨今の小学校入試で問われるのは、知識の多い少ないではありません。与えられた情報からどう考えるかを見る問題が増えてきています。この力は大学入試制度改革でも議論されている「思考力・判断力」そのものです。まだ頭が柔らかい幼児の間に地頭を鍛えてこうした力を身につけておくと、後々まで役立ちますよ。

子供に「何をやらせたらいいかわからない」と思うご家庭こそ、子供の適性や才能を見極めてそれを伸ばすきっかけ作りとして、小学校受験をするメリットがあるといえます。

高品質な教育環境に子供を送れる

あどけない1年生から、思春期の入り口である6年生まで、長い期間を過ごす小学校の環境はとても重要です。最近は公立小学校でも環境にこだわる家庭が増え、不動産屋さんのチラシでも「学区の小学校がハイレベル」なことをセールスポイントにするものを見かけます。

この点、国立や私立の小学校なら、多少の電車通学は必要でしょうが、今の住まいから引っ越さずに高い教育環境を手に入れられるのです。

多くの小学校には、学校ごとに考え抜かれた教育方針や宗教的なバックボーンがあり、オリジナリティーあふれる教育を受けられます。内容は、実体験を重視して農業体験や大がかりな工作を行ったり、付属大学との連携で理系科目や音楽に力を入れていたりとさまざまです。

また、同じように受験して入学を許可された同級生と過ごすことを利点と考える家庭もたくさんあります。ある程度の基礎力を持つ子供しかいないため、先生たちもスムーズにハイレベルな授業を行ってくれるのは魅力的ですね。

将来有望な人たちとの人間関係を育める

医師や一流企業勤務など、能力の高い仲間が作れることも小学校受験のメリットです。

同級生や先輩後輩とは少なくとも小学校の6年間、附属校なら大学までの16年間を共に過ごすことになります。同じ環境で育った仲間とは絆が強くなるのは当然で、成長後、精神的にも実際の仕事の面でも支え合える存在になります。

また、私立小学校の場合は偏差値という基準が存在しないこともあり、学力よりも教育方針への共感度で学校を選びます。教育方針への賛同という共通点がある家庭どうしですから価値観や経済状況も近いことが多く、中には家族ぐるみで親しくして旅行を重ねるケースもあるほど。

そうした家庭では、親の背中を見て憧れ、近づこうと努力できる子どもが多いものです。クラスメートがお互いに切磋琢磨し、能力を高め合ういいライバルになれますよ。継ぐべき家業がある場合はもちろん、そうでなくとも必ず役立つ人脈が構築されるメリットは見逃せません。

附属学校なら、中高大は受験が必要ない場合も

大学入試制度改革の行方が不透明な昨今、エスカレーター式で進学できる小学校の魅力があります。大手予備校「河合塾」の調査でも、7割以上の保護者が入試制度改革に不安を感じているとのデータもあります。

参考:https://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/cnt/exam-correct/research01/

確かに、記述式試験や英語の民間試験導入が検討されては見送られるなど、今の子供たちが受験するまでにどんな変更があるのか予測がつきませんね。

その点、望む大学の附属小学校に入学できれば、多くの場合は無試験でその後の進学が可能です。
選考がある場合でも、学内の試験のみとか普段の成績で判断するなど、入試よりはハードルは低いことが多くなっています。

中には内部進学の資格を保持したまま別の大学を受けられる制度を設けている学校もあり、それなら思い切った挑戦もできそうですね。

また、エスカレーター式のメリットは安心感だけではありません。学力勝負の中学受験や内申書が心配な高校受験を避けられるので、スポーツや芸術に集中したい家庭にもピッタリなのです。すでに打ち込むものがあるお子さんにも、環境が変わらなくて済む附属校はおすすめな選択肢といえます。

枠に囚われずに、専門的な勉強もできる

専門的な深い学びを求めるご家庭にも、小学校受験は人気があります。

私立小学校は特色を打ち出して生徒を集めるので、最近ではプログラミングなどICT教育に熱心な学校が増えています。

また、公立小での英語教育が必修化される以前から英語を学んでいる学校がたくさんありました。常勤でネイティブの先生を雇って本格的に指導してくれるうえ、希望者は短期留学に参加できる小学校もありますよ。

こうしたカリキュラムはそもそも学習指導要領にとらわれずに設定されるものなので、「何年生はここまで」という縛りもありません。興味を持ったことをしっかり追求したいお子さんに最適な環境ではないでしょうか。

親子が向き合う機会を得られる

受験という目標に向かって親子が協力する経験そのものも、家族の大きな財産になります。

まず、大好きなお父さん、お母さんが自分の頑張りを間近に見て励ましてくれるのは、子どもにとって何よりうれしいものです。なんとなく遊んで時間が過ぎる場合には得られない充実感をぜひ味わわせてあげましょう。

数年間の努力を通して、「私ならできる」「親は応援してくれる」と、自己肯定感や親への信頼感が養われます。また、親にとっても子どもの意外な得意を発見できたり、教え方の工夫をしたりと成長の場になります。

共に受験の準備に打ち込み、小学校の見学に行って話し合い、志望校を検討する作業は大変ですが思い出深いものになります。そうした経験を未就学期にできるのも、小学校受験ならではの特徴といえますね。

小学校受験のデメリット

次に、小学校受験のデメリットです。

経済的負担が大きい

誰もが思い浮かぶデメリットは、お金がかかることでしょう。

まず学費ですが、私立小学校では毎年100万円程度かかることも珍しくありません。

また、受験準備にもそれなりに費用はかかります。首都圏の主な幼児教室では、年長の1年間で100万円ほどは見ておくべきとか。そして子供の実力が志望校の水準に達しない場合、絵画教室や体操、個別指導をプラスすればさらに費用はかさみます。

「そこまでお金をかけるメリットがあるか」となると、これはもうご家庭次第です。合格を勝ち取ってから断念するのでは子供もがっかりしてしまいます。取り組みスタート前によく検討したいですね。

間違えた教育をすると、子どもが勉強嫌いになる

家庭で受験準備をする場合にありがちなのが、親が必死すぎて子どもが勉強嫌いになってしまうパターンです。

楽しい遊びを犠牲にして机に向かわされたり、頑張っても怒られてばかりだったりしたら、誰でも嫌になりますね。無理な暗記を強いるような指導は「勉強=辛いもの」とすり込むようなもので、たとえ小学校受験には成功しても伸びしろがなくなってしまいます。

さらに、目的達成だけをゴールにすると、「人を蹴落とせばいいんだ」と意地悪になるといった弊害もあり得ます。

これを避けるには、基礎になる人間力を鍛え、思考力を伸ばすことができる教材を選ぶ必要があります。また、教える側のテクニックや包容力、忍耐力も欠かせません。経験豊富なプロのアドバイスが欲しくなりますね。

小学校受験のメリットを最大限に活かす『パスカルキッズ』

ご紹介した小学校受験のメリットを活かすなら、「教え込まない」指導のパスカルキッズがおすすめです。

まず、教具を使った能力開発トレーニングは、子どもが興味津々で遊んでいると理解力が高まる優れものです。例えばパズルを使ったトレーニングでは空間把握能力が伸びるのですが、本人は「パズル面白かった」という感想でしょう。これなら勉強嫌いを作り出すこともありません。

また、講師は子どもに正解を教えるのではなく、「気付き」を与える指導をしています。子供から「なんでなんで?」と質問攻めにされて困ったことがある保護者も多いはずです。この素直な好奇心を大切に、より深く自分で考えられるように導きます。

次に、パスカルキッズで使用するテキストも工夫が満載です。36段階と細かくレベルに分かれたテキストで、子どもの現状に応じて思考力を高められるようになっています。このテキストと連動したホーム用教材を家庭で使えば、学んだ内容を早めに定着させることもできますよ。

教え込まず、子ども自らが知性を育めるパスカルキッズで学んだ本人や保護者からも、効果を実感したとの声が寄せられています。

例えば京都大学工学部に進学したSさんは、『子供たちにとって重要なことは、幼少期にどれだけ可能性を伸ばせるか。僕が大学受験に成功し京都大学に通えるのもパスカルキッズのおかげです。本当に感謝しています』とのこと。

また、大阪星光学院中学に進学したKさんのお母様からは、『その日の子供の様子を見て、指導法やスピードを工夫し指導していただき、二人とも辞めたいといったことは一度もありませんでした』とおっしゃっています。
参考:パスカルキッズ公式HP

このように、深く考える力や学ぶことへの自信を身につけられるのがパスカルキッズに通うメリットです。単に「小学校に受かればよい」といった指導はしていません。

実際、公立校中心に過ごして大学受験で素晴らしい結果を出す卒業生がいるのも、小さいころから培った思考力や探求力の賜物でしょう。また、忍耐力や協調性といった人間性を高めておくことは、進学する学校に関わらず社会人生活を充実させてくれるのは間違いありません。

人格形成の基礎となる時期に、詰め込みではなく好奇心を伸ばす「学び」をお子さんにプレゼントできるのがパスカルキッズです。

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小学校受験にメリットはある?まとめ

小学校受験は必要か、それとも意味がないのかという疑問に応えるべく、長所短所や伸ばせる能力について解説しました。

長所は、子どもの力を伸ばす点が一番で、ほかにも合格すれば得られる良質な教育環境や人間関係が挙げられます。短所は経済的な負担と親との関係悪化の懸念でした。

パスカルキッズは小学校受験に特化しているわけではないので、幼児期の多面的な能力アップを期待するご家庭にはぴったりです。好奇心のままに学んで思考力を高め、難しい課題にも粘り強く取り組めるよう導きます。

まずは子どもたちが楽しく学ぶ様子を見学してみてはいかがでしょうか。

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