幼児教育の方針はどう立てる?子育てに悩むパパママ必見!

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子どもが生まれ、成長していくにつれて気になり出すのは、

「うちの子にはどんな幼児教育が合うのか」
「何を子どもに学ばせたらいいのか」
「身につけてほしい力は頭ではわかるけど、実際何をどうしたら身につくのか」

と、なかなか方針を決めきれずにいるパパママもいるでしょう。

子育ては、子どもの数だけあって正解がないので悩みます。

そんな子育てに悩むパパママのために、幼児教育9年、2児のわが子を育てて11年、ライター歴2年の私が、子どもが社会に出た時に持っていて欲しい能力から幼児教育の方針を立てる方法についてお話しします。

幼児教育の方針を考える前に!そもそも幼児教育とは?

そもそも、幼児教育という言葉を聞いて思い浮かべるイメージはどんなことでしょう?

「小学校入学前から早期教育する」
「読み書き計算ができるようにする」

といった、小学校で必要になってくる学力を幼児の頃から学ばせるイメージが強いかもしれません。

幼児教育で大切なのは、何かを教え込むのではなくのびのびと普段の生活を通してどのように子どもの持つ力を伸ばしていくかです。
幼児教育は、人格形成や小学校入学以降に必要な力を築きます。

幼児教育の方針を決めようと思っても、どのように決めたらいいのか悩むのも事実です。

まずはどのように育ってほしいかを考えてみましょう。

社会に出たときにどういう能力をもっていて欲しいかが大切です。
子どもの発達段階や興味あるもの、行動にマイルールがあるかなど観察してください。
子どもは、成長とともに生活や遊びから全てを学びます

大人にとっては小さなことも、子どもにとっては大きな学びです。
方針を決める前に、お子さんの様子をよく観察しましょう。

子供の幼児教育の方針の決め方!3つのステップ

幼児教育とはどんなものかがわかったら、次は方針を決めていきます。
わが子に合った幼児教育に出会いたいと思うのは親心です。
ここでは、方針の決め方を3つのステップに分けてお伝えします。

お子さんの特徴をじっくり観察しながら参考にしてくださいね。

子供に持って欲しい能力、目的を明確にしよう

どのような力を持っていると社会に出た時に役に立つのか、わが子に持っていて欲しい能力、目的をはっきりさせましょう。

・自分で行動する力、自主性を育てたい

発想力、表現力が豊かになってほしい

・自分で考えて問題を解決する論理的思考力を身につけてほしい

など、持って欲しい能力と目的を明確にすると、方針を決める道筋が見えてきます。

子はいずれ、親の手を離れます。その時にどういう能力を持ち、自分の力で歩いていけるのかを左右するのが、幼児教育なのです。

大人になってからでもそうした能力を身につけることはできますが、いろいろなことを楽しく吸収できる幼児期からの積み重ねが、その能力を最大限に活かします。

遊びを通して身につけられる幼児期に、将来を見据えて幼児教育の方針を考えるのをおすすめします。

子供の特性を見極めよう

子どもは、それぞれ自分だけの特性を持って生まれます。

何らかの刺激を受けた時に、どういう反応をするかは、子供によってちがうということです。

特性は性格と同じように考えられがちですが、特性は生まれ持ったもので、性格は成長とともに心が生まれて育ちます。

逆に特性は、成長とともに育つのではなく、特性をどう活かすかが大切です。

特性にあった子育てをすると、親子はよりよい関係を築くことができます。

お子さんはどんな特性を持っていますか?

・好奇心旺盛な子
・おっとりで控え目な子
・自分から興味に突き進んでいく子
・ゆっくり理解を深めていく子
・あきらめず粘り強い子
・規則やルールを守るのが得意な子
・数や文字に興味がある子

など、たくさんの特性があります。

何かが苦手な子だってそれは特性で、否定するのではなくじっくりと育てていくものです。

お子さんの特性を見極めて、小学校入学後の成長過程で役に立つように、幼児教育を取り入れていきましょう。

どんな幼児教育があるか知ろう

わが子の特性を観察したら、どんな能力を身につけて欲しくて、どんな幼児教育が合うのかを考えましょう。

そもそも、幼児教育にはどんなものがあるのでしょうか?

その数はとても多くて、世界中の研究者たちが自分の経験や理論をいろいろな角度から研究し、様々な教育方法が考えられてきました。

幼児教育には、これまでに海外や日本でも研究され実践され、現在の幼児教育に取り入れられています。

それぞれ特徴も目的も違いますが、研究してきた理念はどの幼児教育も子どもの成長と発達を願って考えられたものです。

ヨーロッパでは発達心理学の研究も盛んで、子どもの発達に合わせてどんな刺激を与えるとどんな効果があり、どのように成長していくのかを研究されてきました。

すべてが子どもに合えば、迷うことも悩むこともないのですが、目的も特徴もそれぞれ違うので、合わないものもあります。

特徴と目的を知り、我が子に合う幼児教育を見つけてあげましょう。

幼児教育の方針を考えるために、知っておきたい幼児教育の5つの種類

ここでは、どのような幼児教育があるのかをお話しします。

それぞれの幼児教育の特徴と目的を知ると、子どもの特性に合う幼児教育を見つけやすくなります。

海外発祥のもの、日本発祥のものを紹介するとともに、特徴と目的を具体的に紹介するので、方針決めの参考にしてください。

モンテッソーリ教育

イタリアの医師であり教育の研究していたアリア・モンテッソーリという女性が考えました。

自立を促し責任感の芽生え人を思いやる心を育て、生涯において学ぶことに興味をもつ人を育てるために考えられました。

子どもの意思を大事にし、それに合った環境を用意し、子ども自らが経験しやり遂げる達成感を育みます。

教師役の考えではなく、発達段階と子どもの興味を第一に考え、お手本をみせ、やってみたくなる環境を作ります。

0歳から3歳までと、3歳から6歳までの発達段階を元に、手指足を使った運動、日常生活の経験、言葉の力を伸ばし文字や数字への興味を引き出すのです。

五感で感じたいことを大切にし、それを表現することで発達を促します。

自分の知りたいことに触れて発達を促す幼児教育です。

シュタイナー教育

哲学者であるルドルフ・シュタイナーがある少年の家庭教師を引き受けた時の経験を元に考えられた教育です。

0歳から21歳までの子どもの発達を段階に分けています。

0~7歳は体を動かして意志の力を育む

7~14歳は心や感情といった内面を作る

14~21歳は自分で物事を考える思考力を作る

といった3段階に分けています。

1つ目の特徴は、

フォルメンといって、直線や曲線を使い非科学模様を書きながら指先の動きを発達させ、数学美術の基礎に結びつくように考えられました。

2つ目の特徴は、オイリュトミーです。

音楽を聴きながら図形や感情を体で表現し、周りの人とのつながりやまとまりを感じながら発達を促します。

自然を大事にする幼児教育で、教材は自然素材のものが多く使われます。

ピラミッド・メソッド

ユニセフの調査で、子どもが感じる幸福度1位のオランダで、教育と心理学の理論を教育博士が研究して生まれました。

社会で生きるために必要な基礎能力を偏りなく育てていくように考えられました。

現在、オランダやドイツの保育園で実際に取り入れられている幼児教育です。

子どもが自分で考え選択し決断する力を育てていくのが目的です。

保育士役が教えるのではなく、導いていく教育方針です。

4つの基本的考え方があり、

・子供のやる気を引き出す
・保育者の働きかけによって子どもの自主性を育てる
・子供に寄り添うことで信頼関係を育てる
・目の前に広がる世界だけでなく、目に見えない世界に興味を広げ発達を促す

ことを目的としています。

これらの基本的考え方によって、子どもは安心して遊びを楽しみ、自分の興味あることに集中できます。

これらが、子どもは落ち着きを持って、自分の気持ちを言葉で具体的に表現する力が身に付くと考えられています。

石井式

日本の教育学博士、石井勲先生が実践されてきた、脳の中にある体幹、生まれてくる全ての子どもが持っている力、思考力や読解力、表現力を最大限に引き出し、社会で活躍できる力を育てます。

年齢に関わらず漢字とカナが混ざった絵本を読み聞かせ、また自分で読み、ゲームなどを通して日本語の美しさに触れ、無意識のうちに語感を身につけ、思考力、読解力を育てていきます。

遊びを通して集中力や記憶力を身に付けながら、美しい日本語を覚えます。

石井式で使われている絵本には、絵の世界で活躍されている画家が描いた絵を使用することで、幼いころから気軽に本物の芸術に触れることができます。

本物の芸術は子どもの中に眠っている豊かな感情、心情を育ててくれます。

豊かな感情、心情を表現するのには語彙力が必要ですが、絵本を通じて自然に語彙力も身につき、自分の考えを表現できるようになります。

七田式

七田式は、人は生まれた時にはすでに能力が決まっているのでは…という考えに基づいて研究し考えられました。

母親のお腹の中にいる胎児の頃から子どもの脳に働きかけ、感覚や直感に優れている右脳の発達をめざした幼児教育です。

生まれたばかりの赤ちゃんは右脳が優位ですが、成長するにつれ右脳よりも言語や記憶、論理的思考を司る左脳がどんどん発達していきます。

左脳の発達だけでなく右脳に刺激を与えて発達を促すことで右脳左脳をバランスよく発達させ、左右の脳が手をつないで一緒に成長するようにします。

絵やカードを一瞬で記憶することで右脳は活発になります。

読み聞かせや暗唱では、多くの言葉を脳に貯金し言葉を増やし、実際のコミュニケーションで使えるようになります。

どんな方針の幼児教育でも必要な『パスカルキッズ』

いろいろな幼児教育があり、どれも子どもの未来に持ち得ていてほしい能力を育てることがわかりました。

特徴がちがうので、どれも取り入れたいと思われるかもしれませんが、同時に取り入れるのはかえって子どもを混乱させてしまいます。

必要とされる能力を育てられる幼児教育は、一つあれば迷わないですよね。

それが『パスカルキッズ』です。

パスカルキッズとは?

では、パスカルキッズにはどのような特徴があるのかをご紹介します。

パスカルキッズは、論理的思考を育てるために、覚えさせたり解き方を教えるのではなく、子ども自ら気づき考えることで、思考力を高めていきます。

遊び感覚でのびのびと平面図形に親しみ、空間把握能力を身につけ、いろいろな方向から物事の関係性を理解していけるように、じっくりと物事を見る力を育てます。

じっくり考え解いていくことで集中力・忍耐力を育て、わかった時の達成感を得、思考力を鍛えるとともに難問に立ち向かう意欲を引き出します。

教具を使って実際にやってみて体感することで、体得しやすい環境を整えます。

知識の暗記ではなく体感することが、子どもの持つ能力を最大限に引き出し、思考力を鍛え、未来の社会で活躍できる力を育てるのが、パスカルキッズです。

パスカルキッズのメリット

どんな幼児教育でもメリットがわかると、やってみたくなりますよね。

ここでは、パスカルキッズのメリットをお話しします。

パスカルキッズは、幼児から大学受験までを一貫指導する開智総合学院が開発した幼児教育ですが、目的は大学受験に必要な力を育てるために開発されました。

論理的思考力は、受験勉強をしたからといって身につくものではありません。

パスカルキッズでは幼少期から遊びを通して身につけていくので、勉強という意識がないまま数や空間、数量感覚を身につけ、論理的に考える力が育ちます。

成長とともに算数に苦手意識を持ちやすくなりますが、パスカルキッズは算数脳を育てていくので、算数が楽しくなり、数学になっても面白いという気持ちを持って取り組めるようになります。

社会に出たときに必要な力を育てながら、学力も身につけることができるのです。

意識せずに結びついた論理的思考力が、受験を経験する時も臆することなく立ち向かう力になります。

こんな人におすすめ!

では、どのような方針を考えているご家庭におすすめかというと、

指導型や反復型で習得するのではなく、子どもが主体性を持って学び、論理的思考力や算数脳を身につけて欲しいと考えているご家庭におすすめです。

学習の始まりも年中からなので、幼児教育を0歳から始めていない子どもでも大丈夫です。

対象年齢が年中から小学3年生までなので、パスカルキッズにご興味をもたれた方は、すこしでも早めに始められるのをおすすめします。

パスカルキッズで学んでいる子どもの中には、全国トップクラスの学力を身につけた子や、図画工作において力を発揮する子もいます。

大人の働きかけがきっかけではなく、子ども自ら学び、楽しむことで社会に必要な能力が身についていってほしいご家庭には、合っている幼児教育でしょう。

幼児教育の方針はどう立てる?子育てに悩むパパママ必見!まとめ

幼児教育の方針を立てる前に大切なポイントを押さえておくと、悩まずにすみます。

幼児教育とは、生活や遊びを通してのびのびと育てていきたい能力」です。

お子さんの発達と特性を観察して、持ってほしい能力と目的を考えます。
どの幼児教育にもそれぞれ特徴と目的があり、能力を身につけるためのアプローチの仕方がちがいます。

お子さんに合ったアプローチの仕方を見つけるには、お子さんの特性や興味を持っているものを見極めましょう。
幼児教育に共通して見つけたい能力は、指導や反復練習ではなく、自分で学ぶことが大切です。
論理的思考力や、数量の感覚、感情や心情の表現は幼児期からの経験によって身につきます。

パスカルキッズは、子育て方針に悩むパパママが考える、わが子に身につけて欲しい能力を、遊びを通してのびのびと伸ばすのが目的です。

パスカルキッズ教室へ資料請求や、体験教室を問い合わせして、具体的にどのような遊びを通して子どもの能力を伸ばしていくのか、実際にご覧になってみてください。

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