【家庭で幼児教育】今日からできる!共働きでも安心の7つの方法

kids015 幼児教育

幼児教育と聞くと、「幼児教室に通わせないとできない」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

しかし最近では、家庭でも幼児教育が行える教材や、環境作りができるサービスがたくさんあります。

「いきなり塾に通わせるのは無理だけど、家で幼児教育はしたい!」

そんな方のために、今回は家庭でできる幼児教育方法やおすすめ教材を、プロが徹底解説します。

幼児教育は家庭でもできる?家でできるものをプロが教えます

まず幼児教育とは、『子どもの生活に関わる全ての場で行われる教育のこと』をいいます。
就学前の子どもに行う教育は、全て幼児教育にあたります。

ほとんどの方が幼児教育と聞くと、塾や幼児教室に通ったり、ドリルをやったり、通信教材を使った教育をイメージしますよね。
もちろんこれらも全て幼児教育ですが、普段の生活の中でも自然と幼児教育が行われているんです。

例えば、「幼稚園や保育園に通って集団生活を行うこと」で、友達との関わり方や接し方を学ぶことができます。これは協調性や社会性を育むことにつながります。

他にも「規則正しい生活をすること」「お手伝いをお願いすること」「身の回りのことは自分でできるようにしつけをすること」も、すべて幼児教育です。

特別にお金をかけて、なにか学力向上のための取り組みをしなくても、普段の生活の多くが、幼児教育になっているんです。

幼児教育の目的は、生涯をより豊かに生きていくための力を身につけることにあります。

みなさんがイメージする“幼児教育”に取り組まなくても、家庭でも十分に幼児教育は行うことができるんです。

家庭でできる幼児教育7選!今日から始めよう!

ここまで解説したように、幼児教育は家庭で、今日から始められるものがたくさんあります。

ここからは、家庭で取り組める幼児教育を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 寝る前は必ず本の読み聞かせしよう!
  • 机上遊びを取り入れよう!
  • おもちゃを工夫しよう!
  • 生活習慣を身につけよう!
  • お手伝いをさせよう!
  • 外で遊ぼう!
  • 一緒に勉強しよう!

寝る前は必ず本の読み聞かせしよう!

就寝前に読み聞かせを行っている家庭も多いのではないでしょうか?

まず「読み聞かせ」は、子ども多くの刺激を与える手軽な幼児教育です。

「読み聞かせ」は、幼児にとって数え切れないほどの刺激があります。

まず、多くの言葉に触れることで言語の発達も期待できます。
そして、絵と言葉でさまざまなことを想像するので、子どもの想像力も養うことができます。

また、どうしてこうなったのか、登場人物はどんな気持ちなのか、などを考えるため、考える力や理解力も養うことができます。

さらに、何度も同じ絵本を読み聞かせることで、子どもはその表現を覚えて、自分でも使うようになります。
その結果、表現力が高まり、自分の気持ちを伝える方法が豊かになります。
コミュニケーション能力の向上にも繋がります。

オーソドックスな読み聞かせですが、実はこれだけ効果が期待できるんです。

「でも帰宅するのが遅くて、なかなか寝る前は厳しい」

そんな方は、朝起きた後の読み聞かせはいかがですか?

朝なかなか起きられない子どもも、楽しみで自然と起きるようになりますし、それがルーティンになると、絵本を読み終わったら朝の活動が始まると認識して、規則正しい生活へと繋がります。

机上遊びを取り入れよう!

次に、「机上遊び」です。

「机上遊び」とは、座って机の上におもちゃや絵本などを広げて遊ぶもので、遊び方に決まりはありません。
すでに持っているおもちゃを机の上に広げてあげて、あとは子供がそのまま遊ぶだけです。

「今までの遊びと何が違うの?」

「机上遊び」は、座って遊ぶことがメインになります。

そのため、これから学校や社会人になった時に多い、座って集中すると言うことに慣れていきます。
また、座る時の正しい姿勢を身につけることもできます。
そして、体を大きく動かすよりは手や指先を使うことが多くなるので、細かい作業をするためのトレーニングにも繋がります。

大人では当たり前なことも、幼児には訓練が必要です。

例えば、物を握る、落とす、折り紙を折る、ハサミを使うなど、細かい動きは指先を使う力・器用さを育むことができます。さらに指先を使うことで、脳に刺激がいき、脳の発達を促します。

最初はただ机に座って好きな遊びをさせてあげましょう。

そして机に座ること自体に慣れてきたら、年齢に応じて、様々な「机上遊び」を取り入れましょう。

机に向かう習慣が身につけば、集中力が増したり、勉強が苦じゃなくなったり、自宅での学習に抵抗がなくなり、就学してからも様々な場面で、効果を感じれるようになります。

おもちゃを工夫しよう!

そして、子供に与えるおもちゃは、工夫しましょう。

確かに極端な話、どんなおもちゃを使って遊んでも、幼児教育の一つであり、何かしら子どもの能力を伸ばすことができます。
しかし、少しでも幼児教育の一環としておもちゃを与えるのであれば、使うおもちゃを工夫することをおすすめします。

まずは、年齢に応じたおもちゃを使うことがポイントです。

例えば、3歳くらいであれば、積み木やごっこ遊びのできるものがおすすめです。
考える力や、創造力、集中力などを養うことができます。

積み木のように積み重ねては壊し、また作りの繰り返しができるおもちゃは子どもの知育にとても効果があります。
壊したらどうなるのか、どうやって組み立てればよいのかなど、繰り返し遊ぶことで創造力を養うこともできます。

他にも、ごっこ遊びのできるおままごとは、発想力を育むのに役立ちます。
子どもの中で場面を考えたり、設定を考えたりとごっこ遊びを通して多くの発想が生まれます。
また誰かと行う遊びなので、コミュニケーション能力や、社会性を学ぶことができます。

また、4歳以降は、パズルや組み立てが必要なブロックなど、思考力を養うことができるおもちゃがおすすめです。
ほかにも、線路や道路を組み立てるおもちゃなどは考える力が身につきます。

他にもトランプなどカードゲームであれば、数字の概念を学ぶことができ、数学力が身につきます。自然と数字の足し引きができるようになったりもします。

このように、おもちゃによって色々な能力を養うことができます。

なのでおもちゃは、一つの能力育成に偏らせるのではなく、幅広く工夫して与えてみましょう。

生活習慣を身につけよう!

さらに、当たり前のように思えるかもしれませんが、生活習慣を身につけることは幼児教育の一つです。

例えば、規則正しい生活をすることはとても大切です。
就寝時刻や起床時刻が決まっていることで、生活リズムが整えられて、子どもの成長にプラスに働きます。また、規則正しい生活をするということは時間を意識しながら生活することになるので、社会性が身につきます。

生活習慣の中には、挨拶をすることや身だしなみを整えることも含まれます。
挨拶を通して社会性のほか、コミュニケーション能力も養われます。
家庭や幼稚園、保育園など固定のコミュニティの他、挨拶をきっかけにコミュニティを広げることができます。
幼児期は固定のコミュニティで過ごすことが多くなりがちですが、多くの人と関わることで新しい発見が生まれ、脳への刺激となり、脳の発達が促されます。

子どもにとって生活習慣を身につけることは、社会の一員となる上で必要なことです。
ただ一方で、子供からするとその必要性はわかりません。

そこで、大人が規則正しい生活や挨拶、身だしなみを整えることが必要なのかを説明して、子どもと一緒に生活習慣を身につけるようにしましょう。

お手伝いをさせよう!

さらに、お手伝いをさせましょう。

「それが幼児教育になるの?」

と疑問に思う人もいるかもしれませんが、社会性を身につけるためにとても効果的です。

お手伝いは、何かその子に役割を与えることです。

つまり、お手伝いを通して家庭での自分の役割を自覚したり、幼稚園や保育園で自分の役割や周囲との関わり方を学ぶことで、子どもの社会性の情緒面が発達します。

そして、相手のして欲しいことを汲み取る理解力や、相手の気持ちを考える想像力も養うことができるので、コミュニケーション能力も身につきます。

普段の生活の中で取り入れることができる幼児教育なので、今からでも始められておすすめです。

外で遊ぼう!

また、現代では特に外で遊ぶのが重要になっています。

外で思いっきり遊ぶことで、身体づくり、体力がつきますが、実は効果はそれだけではないんです。

体を動かすと脳の前頭前野が活性化して記憶力などが発達します。
よく誤解されがちですが、子どもの脳は勉強で発達するわけではありません。
脳は五感を通して刺激されることで、発達していきます。

特に3歳までは右脳が、それ以降は左脳が発達すると言われています。
そして、脳全体の発達は就学前までがピークです。
それまでに、どれだけ脳を発達させることができるかは幼児教育において非常に重要です。

外遊びは体を動かし、さまざまな音に触れ、匂いを感じたりと五感がより刺激される遊びです。
走ったり、泥遊びをしたり、木登りをしたり、室内ではできない遊びが子どもの脳の発達に役立ちます。

現代は、ゲームをする時間や塾や習い事に時間を取られ、外で遊ぶ時間が少なくなっています。

だからこそパパママが意識して、小さいころから外で遊ばせて、体力の向上だけでなく、脳の発達を促してあげましょう。

一緒に勉強しよう!

最後に、一緒に勉強しましょう。

特別な教材を用意しなくても、絵本などを使いひらがなの読み方を覚えたり、お風呂で数字を一緒に数えたりするだけでもいいんです。折り紙を使って色の勉強をしたり、積み木を使って物の形を学んだりすることもできます。教材がなくても、十分に勉強できますよね。

ここで大切なのは「一緒に勉強をする」ということです。

一緒に勉強する時間は、家族とのコミュニケーションを図れる時間になります。
また、子供は何かを一緒にすることで、愛情を感じるものです。

子供には絵本を読ませて、パパママは自分の好きな本を読むのでも構いません。
一緒に並んで、同じようなことをするだけでもいいんです。
これだけで、勉強や読書が好きな子に育つ事例も多数あります。
1日15分でもいいので、時間を作ってみましょう。

子どもと一緒に考えたり、サポートしたり、親子で取り組むことが、家庭での幼児教育で特に大切なことです。

家庭で本格的に幼児教育したい時の教材は?

以上が、今すぐできる家庭の幼児教育でした。

「でも、やっぱりちゃんと教材も欲しい!」

そんな方のために、家庭で使える幼児教育の教材について解説します。

本・ドリル

まず、本やドリルを使った学習は、学ぶことに興味を持っている子におすすめです。

すでに学習意欲がある状態であれば、ドリルや本を準備してあげることで、積極的に学習しようとします。また、子どものペースで進めることができるのもメリットです。興味のあるものなら、次から次へと学習を進めることができ、子ども自身が達成感を感じることができる教材でもあります。

価格も500円~1000円前後で手に入れることができるので、手軽です。
ただ、ドリルや本は必ず親が見守る必要があります。
読めない字があったり、理解できない文章があったりするため一緒に学習することが前提となります。

一方、ドリルや本は種類が多く、どれが最適なのか選択するのが難しいのがデメリットです。
ドリルに適切な年齢などの記載はありますが、理解力や興味は個々で異なりますし、なにを学習すればいいのかわからない親にとっては、ドリル選びから迷ってしまうこともあります。

アプリ

最近は幼児教育を目的としたアプリが多くあります。

遊び感覚でできるものが多く、子どもが興味を持ちやすいです。
ゲームも多いので子どもは楽しんで取り組むことができます。

算数やひらがな、カタカナ、図形、プログラミングなど学習を目的としたものもあれば、迷路やパズルをゲームとして行うものもあり、種類はさまざまです。

無料のアプリも多く、有料のものであっても250円~500円程度なので本やドリルを継続的に購入するよりは家計に優しいです。

ただ、ゲーム感覚でできるものは子どもが熱中して取り組める分、時間の設定をしないとずっと遊んでしまうことがあります。

やりすぎはかえって視力の低下を招くので、適度な時間でアプリを利用するようにしましょう。

知育おもちゃ

おもちゃを使った幼児教育は既に持っているものでまかなえる場合が多いですが、しっかりと取り組む場合には知育おもちゃがおすすめです。

パズルやブロック、指先を使って遊ぶものからタブレットまでさまざまなものがあります。

パズルもただのパズルではなく、地図をパズルにしたものなどもあります。

タブレットに関しては、数字、文字、英語、プログラミングなど就学後を想定した内容が多く、キャラクターを用いたものが多いので子どもはすすんで学習しようとします。

他の教材に比べると価格は少し高くなり、3000円~15000円前後となります。

また、知育玩具などは年齢に応じたものを用意する必要があり、そのたびに購入しなければならないので収納する場所に困ってしまう場合もあります。

ただ、子どもからすれば遊びの延長線上でしかないので、常に楽しく遊んで学ぶことができます。

幼児教育の教材に迷ったら『パスカルキッズ』

ここまでで、家庭でできる幼児教育を見てきました。

「でもやっぱり家庭だけでは不安…」

そんな方には、幼児教育に特化した学習塾『パスカルキッズ』がおすすめです。

パスカルキッズとは?

パスカルキッズは年中~小学3年生が利用できる私塾です。

幼少期にたくさんの可能性を伸ばすことに重点をおいて幼児教育を行っています。パスカルキッズでは教え込んだり、詰め込むような教育は行わず、子どもたちの主体性に任せて学習をしています。

教具を用いて学習し、そこから関心をもたせて気づきなどに繋げるといった学習展開が行われています。子どもから発信された気づきや関心を基に授業がすすみ、子どもたち同士の知識を集合させて、理解、新しい知識の習得と繋がっていきます。

学習は子どもの主体性により、好奇心やバイタリティーを持ち、考える力に繋がっていくとしています。

このようにパスカルキッズは、子どもの主体性を尊重し、子どもたちが授業を展開させていくといった方法で幼児教育を行っています。

パスカルキッズのメリット

教え込まない教育こそがメリットで、自然と子どもたちの思考力が育っていきます。

子どもたちが成長する上で思考力は欠かせないものです。
パスカルキッズでは、図形パズルやそれに関する問題を解くことで空間把握能力を伸ばすことを行っています。

また、教具を使用するメリットとして、子どもの感覚に訴えて指導することができ、子どもの知的好奇心が刺激され、さらに深い学習へと繋がっていきます。

他にも知育ゲームを用いた授業では、授業で学んだことを活かせるゲームを行い経験させ、子どもたちに身につけさせていきます。

このようにパスカルキッズでは、子どもたちに考えさせることを大切にし、可能性を伸ばしてくれるというメリットがあります。

可能性が最大限伸ばされれば、6歳で4桁の足し算、引き算をすることができたり、体積の計算ができたりすることもあります。

子どもの考える力を伸ばすということは、学力の向上はもちろん情緒的発達も期待することができます。

こんな人におすすめ!

「子どもの可能性を広げてあげたい」
「幼児教育を始めたいけどなにからはじめればいいのかわからない」
「就学後の不安を解消したい」
など幼児期から学習に取り組みたい人、興味がある人におすすめです。

特に具体的に目的があって幼児教育を始めたいと思っている人にはうってつけです。

パスカルキッズは幼児教育に取り組みたいと考える人たちに寄り添い、子どもへの指導も熱心に行われます。

パスカルキッズに興味を持たれた方は、無料体験からはじめてみるのがおすすめです。

気になることや疑問が解消されて、幼児教育をはじめやすくなります。

また、体験に参加することで子どもも幼児教室のイメージがしやすくなり、好奇心を持つことができます。

幼児教育で大切な子どもの意思も尊重しつつ、子どもの成長のサポートとして幼児教育をパスカルキッズでスタートさせてみるのもいいかもしれません。

【家庭で幼児教育】共働きでも安心の7つの方法 まとめ

幼児教育は家庭でも十分に行うことができます。

すでに普段の生活の中で、幼児教育は行われており、子どもの成長を促しています。

また、教材を用いた幼児教育も家庭で行うことが可能です。幼児教育への興味・関心が高まっているいま、選択肢は多く用意されています。

実際に幼児教室を利用せず、家庭で幼児教育を行っている人もいます。

しかし、幼児教育を家庭で行うことはライフスタイルによっては負担に感じてしまう場合もあります。

それでも、子どもの可能性を伸ばしたり、学力の向上を目指したい場合はプロの力を借りるのも一つの方法です。

子どもの成長や意思など、さまざまなことを加味したうえで幼児教育をスタートさせてみましょう。

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