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受験生そして保護者の皆様、本当にお疲れさまでした。公立入試が無事終わりました。

長かった受験も、先日3月19日の公立合格発表を最後にようやく終わりました。今年度の公立高校受験者は134名。そのうち、トップ10校合格者は過去最高の33名、国立の大教大附属平野高校に3名、大阪公立大学工業高専に2名、寝屋川に8名、八尾に2名など合計122名が合格しました。トップ10校の合格率は84.6%。公立全体の合格率は91%となり、こちらも過去最高の合格率となりました。

受験生とご家族の皆様、おめでとうございます。そして本当にお疲れ様でした。

私は今年、社員の先生の入院もあり秋から今福の中学3年生の理科を指導しました。彼らはとにかく素直で打てば響く生徒達でした。「頑張ろう」と激励すると、すぐに自習室や居残りで自習をし、先生を捕まえて質問をする。授業後の質問対応も、最終の22時20分を超えてしまうのが常でした。入試直前も、苦手単元をダイジェストで教えてくださいと誰かが言うと、他の生徒達も学校や男女を超えて「私も聞こう」と自然に集まってグループで指導する場面が多くありました。このように、補習一つをとっても、生徒達が主体的に動いてくれていたので、効率的にできとても助かりました。

入試直前の3月9日には、最後の9時間自習を行い、自習の終わりに生徒達を集めて各先生からエールを送りましたが、どの先生も話しているうちに感極まって言葉に詰まってしまいました。特に、教室長の岸田先生は「今日で最後・・・」という言葉を発すると同時に泣いてしまい、それを優しく見つめている生徒達が印象的でした。

先生達の話を聞いていると、カイチのどの教室においても、このような生徒達の姿があったのだと思います。今どきの子は冷めていて、無気力とよく言われますが、昔も今も子供達の本質は変わっていないと思います。

生徒達は本当にこの1年間良く頑張りました。定期テスト2週間前から毎日自習に来て、直前は9時間自習。夏はクラブをしながら、学校の宿題と山のような塾の宿題。そして小テスト。秋からの文理学科講座や受験対策講座では鬼のような先生達の圧力に耐え、私立終了後には息つく間もなく、毎週の大予想模試と結果の貼り出しで最後の最後まで追い込まれました。

本当にみんな最後まで自分に負けずにやり抜きました。

それでも、残念ながら全員合格、全員が第一志望合格とはなりませんでした。中には「あんなに頑張ったのに・・・」と考えている人もいるかもしれません。でも、たとえ結果は出なくても皆さんの努力は絶対に無駄ではありません。

肩を落とし、努力は無駄だったと思う人がいるかもしれません。
自分にはやはり能力がないのではと、自分で自分を疑う人もいるかもしれません。

それでも、努力と工夫を諦めないでください。

高校入試で思う結果が出せなくても、大学入試がある。大学入試でダメでも、そこで身に付けた「努力と工夫を続ける姿勢」は必ずみなさんの人生を支える大きな力になります。

人生を決めるのは受験の合否ではなく、受験を通して培った「努力と工夫を続ける姿勢」を持ち続けられるかどうかにかかっていると私は考えています。

そのような意味では、先生達もまだ努力と工夫の道の途中です。皆さんは、卒業してもずっとカイチ生です。いつでも遊びに来てください。皆さんのこれからの活躍と成長を心よりお祈りしています。

<ご家族の皆様へ>

ご家族の皆様、1年間お疲れ様でした。親は受験を通して自立に向かう我が子を、ただ見守ることしかできません。しかし、ご家族のその温かな見守りが、子供達にどれだけの勇気と励まし、そして安心を与えたか。彼らはその思いを胸にこれからも逞しく歩んでくれることと思います。最後に、未熟で至らぬ私達に大切なお子様を預けてくださり、そして最後まで通塾させていただき誠にありがとうございました。これからも、地域密着の塾として、少しでも子供達、保護者の方に寄り添っていけるよう精進努力を重ねてまいります。<塾長 高木秀章>

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