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中間・期末テスト、なんと450点以上が100人以上!! 学年別夏休みの過ごし方                       

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか。今年度はコロナも落ち着き、3年ぶりに日常を取り戻した感があります。学校行事も通年通り実施され一安心していますが、中学生のみんなにとっては初めての普通の中学生活です。毎日のクラブと定期テストがあり皆さんハードな毎日を送っていると思います。

気になる1学期の定期テスト結果ですが、中間テストが、なんとカイチ賞(5教科平均90点以上)が107名!塾生の20%!!!努力賞(過去1年間のベスト)が188名(38%)、1学期期末テストがカイチ賞105名、努力賞が142名ととんでもない成績アップを達成しました。1学期は表彰の図書カードが大放出です。皆さんお疲れ様です。

期末テストが終わったばかりですが、7月21日からは夏期講習がスタートします。「えー、せっかくの夏休みなのに・・・」と皆さんの心の声が聞こえてきそうですが、まとまった休み中に全学年・前学期の復習をしておくことで、受験に直結する偏差値アップだけでなく、2学期以降の学習理解が圧倒的にアップします。

クラブ活動も夏の大会を目指して活発になる時期ですので、今回は中学生のこの夏の過ごし方のポイントを学年ごとにお伝えしたいと思います。

中1生はいよいよクラブ活動が本格化し、夏期講習も始まりますが体調に要注意です。保護者の方は、子供達の体力がついてくる秋口まで、子供達の様子を注意深く見ていただけるようお願いします。

個人差がありますが、多くの中1生がまだまだ小学生程度の体力で、一回りも二回りも体格の大きい先輩たちのメニューについていかなければなりません。これが、夏を超えて秋口になると、体力が付き嘘のように、元気にクラブと勉強がこなせるようになってきますが、夏休みが終わるまでは慎重に見てあげなくてはならない時期です。

この時期は暑さで体力が取られ、「ご飯が食べられない」「水分の取り過ぎで、下痢が止まらない」「ヘルペスが出る」など体調を崩してしまう生徒も少なくありません。もし、「バテているな」と感じたら無理をさせないようにしてください。(塾も補習などで対応しますのでご安心ください)

中2生の皆さんは、この夏しっかり弱点単元の復習をしてください。学年ごとの受験出題割合は、中1が30%、中2が30%、中3が 40%と言われています。今、中2年の1学期が終わったところですから中1から考えて、まだ受験に出題される40%の学習が終わったところです。

「それなら、そんなに勉強しなくてもいいのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、2学期から始まる残り60%の学習内容は難易度が一気に上がります。現に、中2生の皆さんは、数学の連立方程式の応用あたりから現在学習している一次関数と、すごく内容が難しくなったと感じませんか。中2の2学期から全教科の難易度が上がります。そして、これらの内容理解のためには、中2 の1学期までの全体の40%内容の学習理解が不可欠です。

入試においては40%。でも、これから先の60%の理解を支えるのがこの40%。基礎固めをするのはこの夏です。ここでしっかり頑張ることで、これからの実力の付き方が変わり、中3になった時には大きな違いとなります。「こなす(・・・)」のではなく、「身に付ける」。そのような気持ちで夏期講習に挑んでください。

中3生の夏は受験の天王山。10月・11月の実力テストや模擬試験で私立受験校が決定されることを考えると、残された時間は限られています。この夏、最高の成果を上げるための学習のコツを書いておきます。

<三者懇談会で目標設定を明確に>

7月の三者懇談会の目的は「現在の実力と目標校までのレベル差」を知ってもらうことです。中には、目標がはるか遠くに感じて「ぞっ」とする人もいるかもしれません。でも、そう感じるのは目標校と自分との距離を正しく把握できたからです。まず、「志望校合格を見据え、自分に何がどれだけ足りないか」を認識する。そして、その差を埋めるために受験勉強に取り組む。人間は本気で取り組めば必ず変わります。先生達はそんな生徒をたくさん見てきました。「志望高に合格するために夏期講習をやり抜く。」まず、三者懇談会を通してその覚悟を決めてください。

<時間の使い方は3分割>

夏期講習期間中の時間の使い方は、朝3時間・昼3時間・夜3時間と1日を3分割で考え勉強していきます。つまり、クラブのない人は講習会内容を含めて1日9時間勉強。午前中クラブのある人は、朝3時間はクラブ、昼の3時間は講習会、夜は自習室で3時間勉強。このように3分割で考えることで時間を効率的に使うことができます。

<休みを取る>

効果の高い学習をするために、休みを設定することが大切です。台湾の天才IT相オードリータンはストップウォッチで時間を計り、25分働き5分休むというポロモード・テクニックを使い高い集中力を維持しているそうです。この際、1日ですべきことを書き出し、その中から「この25分はこれをする」とすべきことを明確にすると更に効果的です。

また、1週間で日曜日は予備日として、できなかった時の埋め合わせ日とします。もし、月~土までしっかりやり遂げられたら日曜は休み。3時間できなかったら日曜日の午前中だけ勉強します。このように、自分で休みを設定すると、それを楽しみに頑張ることができます。お盆など家族での予定がある場合も、それを思いっきり楽しめるように学習計画を立ててください。勉強する時は集中して勉強をする。遊ぶときは思いっきり遊ぶ。メリハリをつけることで、やる気と集中力を維持できます。

<目標を見える所に張る>

目標を見える所に張ることはパワフルです。部屋の勉強机の正面、筆箱の蓋の内側など目につくところならどこでも構いません。夏期講習では、どの教科にも「小テスト」があり合格点が取れるまで反復しなければなりません。例えば、英単語なら夏期講習中に1枚100問の英単語テストが10枚。計1000単語の小テストに合格しなければなりません。この時、目標が目先の小テスト合格になってしまうと、小テスト合格と共に単語を忘れてしまうような甘い勉強をしてしまいます。しかし、目標が志望校合格なら。受験の時でも覚えていられるように徹底して覚えます。同じ小テストでも、目的意識の違いが成果の違いを生みます。夏勉強する一つ一つが志望校合格に繋がっている。そのような目的意識を持つためにも、目標を目につくところに張ってみてください。

<学校の宿題を疎かにしない>

夏期講習がハードで学校の夏休みの宿題を疎かになる生徒がいます。しかし、宿題は学校の先生が学力を上げるために考えて出しています。夏休みの宿題を丁寧に学習すれば確実に実力が付きます。しかも、その学習が9月の実力テスト対策になっているオマケつきです。塾の自習室に学校の宿題を持ってくるのは全く構いません。質問してくれるのもOKです。塾の夏期講習内容と学校の宿題を精一杯やる。それだけやれば受験生としては十分です。

以上、中学生の夏休みの過ごし方のポイントを学年別に書いてきましたが、私達も皆さんと一緒に、この夏を実りある悔いの残らないものにするために精一杯頑張ります。受験生達が「夏期講習はしんどかったけど、やってよかった」そう振り返ってもらえるような講習会にしたいと思います<塾長 高木秀章>

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