いよいよ夏期講習へー“勝負の夏”をどう過ごすか
今年度の夏期合宿は、募集開始からわずか2日で定員100名を大きく超え、急遽ホテルの部屋数を拡大するほどの反響がありました。それでも144名もの申し込みが集まり、キャンセル待ちが出てしまったほどです。申し訳ない気持ちと同時に、この数字が示す中3生たちの「本気度」に胸が熱くなりました。今福教室でも、生徒たちの姿勢には驚かされます。定期テスト前は質問が途切れず、作問依頼も作りきれないほど。こちらが「頑張らないと」と思わされる学年です。そんな彼らが迎える夏だからこそ、伝えておきたいことがあります。
来月から中3の三者懇談会が始まります。志望校を提示するため、担当者同士で基準を確認する打ち合わせも進んでいます。この時期、多くの生徒は志望校まで偏差値が3〜5足りない状態ですが、これは珍しいことではありません。ここから埋めていくために受験勉強があるのです。重要なのは、私立受験校の決定に使われるテストが10月・11月に実施されるという点です。中学校の実力テスト、そして五ツ木模試。この結果をもとに受験の可否が判断されます。公立志望であっても併願校の選択は必須で、結局はほとんどの生徒がこの時期の成績で受験校を固めます。つまり、中1〜中3の1学期内容は9月末までに学習を終えておく必要があるのです。
9月以降は毎週土曜日の受験対策講座や文理学科講座が始まり、単元を横断した複合問題の演習へと移行します。ここで必要なのは「夏までに単元学習を終えていること」。夏にやり切れないと、実践演習についていくのが難しくなり、10月・11月のテストでも結果が出にくくなります。特にクラブが夏期講習期間も続く生徒は、どうしても出遅れます。だからこそ、授業に間に合わなくても、隙間時間で塾に来て「講習のやり切り内容」を必ずこなしてください。補習で追いつくのは難しいですが、質疑対応で先生たちが全力で支えます。これができれば遅れは取りません。先輩たちも同じ方法で第一志望に合格しています。
クラブの影響がない生徒は、夏期講習期間中は1日9時間(朝3・昼3・夜3)の学習を意識してください。日曜日は休んで大丈夫。足りない分だけ日曜の朝に補えば十分です。お盆は4〜5時間で構いません。講習中は「カイチの講習内容+学校の宿題」をやり切るだけで大丈夫です。そうやって全員で、夏期講習最終日の進研模試で偏差値3〜5アップを目指します。
「頑張っても結果が出なかったらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。でも心配はいりません。夏で積み上げた反復学習は、必ず9月以降の実践演習を支え、努力していない人との差を生みます。努力は絶対に嘘をつきません。現場で指導していて感じますが、カイチ生は本当に素晴らしい。意識が高く、素直で、頑張り屋。大学生の非常勤講師の先生方も同じことを言います。夏はキツい。でも先生たちも全力で支えます。中3の夏は人生で一度だけ。悔いのない、誇れる夏にしましょう。—— 塾長 高木秀章