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「ノルマ」ではなく「目標」を持とう

突然ですか、皆さんは目標を持っていますか?もし、先生がこれから人生を切り開いていく子供達や若い人たちに「人生で大切なことを1つだけ教えて」と聞かれたら、迷わず目標を持つことだと話します。

ここで注意して欲しいことは「目標」と「ノルマ」は違うということです。例えば、定期テスト前にはスケジュールシートを使った面談があります。その時、目標得点を書きますが、先生に「90点絶対取れ!」と言われて、無理やり決めさせられているのならこれは「ノルマ」。でも、先生と話して、90点取ることで、行く高校が変わったり、自分に自信がもてたり、なにより先生の話を聞いていたら何だかできそうだなと納得して決めた点数は「目標」です。「ノルマ」と「目標」の違いは本人に納得感があるかどうか、それを達成できることでワクワクできるかどうかです。

実は、先生もカイチの社員の先生達と年2回、この目標を決める面談をしています。短くて1時間、長い先生は2時間はかかります。その時、各先生達が用意してくるのが「ジブン年表」。先生達は生まれてから死ぬまでの年表を書いてきます。

「ジブン年表」を書くと面白いのは、自分の過去を振り返ることで「自分が強く影響を受けている出来事は何か」や「なぜ自分が今の仕事をしているのか」などを知ることができます。また、それを知ることで、将来はこんなことをしてみたいなと考える事ができます。

人間は元来、自分に嘘をつくことができず、自分の信条に外れたことは努力できません。ですから、ジブン年表を使いながら先生達のしたいことと、カイチという会社全体がしたいことを照らし合わせながら各自の1年の目標を決めます。こうするとで、先生達一人ひとりとカイチ全体、両方の足並みを合わせて歩むことができるのではないかと考えています。

皆さんは「ノルマ」ではなく、自分で納得のいく「目標」を持ててますか?

そのちょうどよいトレーニングになるのが、実は定期テストや受験です。カイチの先生達と話し合いながら、自分で納得のできる「目標」をまずは、次の中間テストで持ってみましょう。そして、それを決めたなら、自分でテスト勉強をしながら今の努力でその点数が達成できるかどうかを自分の胸に手を当てて聞いてみましょう。すると自然と「大丈夫」とか「まだ足りない」とわかります。怠けている時は、先生に叱られることもあるかもしれません。でも、そんな時も、このままだと目標に行かないから叱られているのだなと納得できるようになります。

そして、定期テストで「目標」に対して努力できるようになると、次は、志望校合格を目標に据えるようにしてみましょう。すると、この高校に合格するためには、定期テストで平均何点ぐらい、模試だと何点ぐらい必要と複数の小さな「目標」の先に、志望校合格という大きな目標の達成があることが分かります。

実は世の中の数々の偉業や、様々な夢は、それに紐づく小さな目標達成の積み重ねで形作られています。

夢を持つと、それを叶えるために達成しなくてはならない目標が見える。目標は夢へと繋がる階段のようなものです。1つ1つの目標をクリアすることで夢に近づいていけます。

人が勉強しなければならない理由は、様々なことを幅広く知ることで自分の夢に繋がる興味、関心があるものを発見するため、そして夢を現実にするための目標を達成する力、努力と工夫を継続する力を身に付けるためです。

最後に、目標を達成するためのとっておきの方法を教えておきます。

それは、「紙に書いて見える所に張っておくこと」です。

アメリカの有名な調査結果で、人生が上手くいっていると感じている人の大半が、自分の明るい将来について周りの人に頻繁に話していたそうです。そして、人生が極めて上手くいっていると答えた人の殆どが、自分の将来の夢や目標を紙に書いて、何度も見直す習慣を持っていたそうです。

若いみんなは何者にもなれる可能性の塊です。その上、エネルギーに溢れている。今やっていることに無駄なことなど何もありません。なりたい自分に向かって、自分の目標や夢を紙に書いてみよう。

その一歩が、将来を大きく変えるかもしれません。

<塾長 高木秀章>

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