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入試直前「赤本」の活用法と注意点

あけましておめでとうございます。皆さんは、今年初詣には行きましたか?そこでお願いしたことは何でしょう。ある人に聞いた話では、何事に対しても1000時間を費やせばその分野でプロといえるような知識や技術が身に付くそうです。1000時間と言われると長く感じますが、朝に30分、夜に30分、1日1時間を3年間続ければ達成できます。1日1時間なら、なんだかやれそうな気がしませんか?そういう私も、何度もダイエットを決意して挫折してばかりですが、朝と夜の30分なら何かを続けられるかもしれません。年初の目標を忘れず、努力を続けたいものです。

中学3年生は、いよいよ年が明け緊張感が高まってきたのではないでしょうか。

学年末対策が終われば、いよいよ私立入試までは2週間。ここからは各教室でも私立過去問題の「赤本」演習が中心となります。

今回のGROWINGではそんな受験生に向けて、私立「赤本」の活用法と注意点について、2つのポイントに分けてお話ししたいと思います。

1 テストを受ける際の「段取り」を練習する

多くの人は受験で問われるのが「学力」のみだと考えています。でも事実は違います。受験で問われるのは「学力」と「段取り」です。不合格になる多くの生徒が、5教科の合格ラインよりも点数が5点~20点少ない程度です。これを1教科に直すと1点~5点。正答数ならば各教科僅か1、2問。この程度の点数差は「段取り」を決めケアレスミスを減らすことで十分埋められます。

最初の段取りは時間配分を決めることです。入試問題は制限時間を目一杯使うか、足りない程度で作成されているのが普通です。まず、問題が配られたらざっと最後まですべて目を通す。そして、見直し時間を5分程度取り(大事ですよ)、それ以外の時間でザックリ時間配分を考えます。大問が6題で制限時間が50分なら、見直し時間5分を引いて45分。45分÷6で1問7分程度という目安と見通しを立てます。私立赤本を数年解けばわかることですが、例年各学校で大問数や問題傾向はほぼ変わりません。赤本の練習時に時間配分を決めて演習するようにしてください。

2つめの段取りは、問題演習の際は大切なところに線を引くことです。単に読むのと書き込んで読むのでは理解が全く違います。当然、ケアレスミス対策にもなります。

そして、段取りの3つめ。ここが大切なのですが、難しくて時間がかかる問題は印をつけて飛ばすことです。(とりあえず解答が書けるものは書いてください。)問題は最後までとりあえず解くことが大切です。前半で難問に捕まり、後半の簡単な問題ができなかったという最悪の事態は避けなければなりません。

段取りの4つめ。一通り問題を解いたなら、見直し用に取っておいた時間で、印を打った難問で特に解けそうな問題に絞って時間を使います。また、採点の際には、これは正解できたな(ケアレスミスだったな)という問題には色を変えて印を打ち、その合計点も書くようにします。この失点数を毎回カウントして意識することで、ミスの少ない答案を作る力が身に付いていきます。

2間違い直しをきちんとして、実力をさらに伸ばす

入試問題は各学校の教科担当の先生達が、僅か50分のテスト時間で、中学3年間の学習の定着度とその応用力を効率的に測るために考えに考えて作った問題です。このことを逆に考えれば、入試問題の内容を完璧に理解し復習すれば、3年間の総復習をとても効率的に行えるという意味です。当然、赤本には合格ラインが書かれていますので、自分で年度ごとに得点一覧表を作成し、合否判定をする必要がありますが、大切なことは間違い直しをすることで実力をさらに伸ばすことです。

ここで、間違い直しには2種類あることをきちんと理解しておいてください。

1つは解き方の理屈が分からない間違いの場合。この際は、まず赤本の解説を丁寧に読むこと。解説を読んでもどうしても分からない場合は、その時、初めて質問するようにしてください。同じ質問をするのでも、事前に考えたのと考えないのでは、解説した時の理解が全く違います。まずは、自分でギリギリまで考えるようにしてください。

2つ目は、暗記不足の間違い場合。この場合は、答えを見て書き直して、安易に青マルをして終わるのではなく、参考書(WINPASSや教科書でもよい)で調べて、その周辺知識も併せて復習するようにしてください。このような暗記が曖昧な知識ばかりをノートにまとめるのも効果的です。そうすれば、入試直前に、このノートを開けば暗記が不十分な箇所のみ短時間でおさらいできてしまいます。

ここからは、私立・公立と赤本を中心とした学習になってきます。正しい方法で学習するように意識しましょう。

最後に、秋口より担当させていただいている中学3年生の冬期講習の様子を書かせていただこうと思います。

カイチの冬期講習は、毎日5時間以上。みっちり各私立の入試問題演習と解説を行い、その間違い直しは翌日までの宿題です。4教科の間違い直し、しかも入試問題ですから、睡眠時間を削っている生徒もいたと思います。それでも、多くの生徒が18時過ぎの授業が終わっても帰らないで、先生を捕まえて質問をする。そして、19時前に帰ったかと思うと19時45分には殆どの生徒が来て自習に取り組んでいました。私は、時間が許す限り自習監督に入りましたが、もう質問が途絶えない。気が付くと22時20分の最終居残りを超え23時。そこから、「明日の1番で答えてください」とコピーを渡してくる。かといって、みんなギスギスすることもなく、冗談を言うと盛り上がる。

質問攻めにされて時間を忘れる。教える仕事をしている人間として、こんなうれしいことはありません。また、みんなで頑張っている手応えも素敵でした。

各教室の先生達の話を聞いていると、カイチのどの教室も、先生達が質問に追われ、社員も非常勤も時には、生徒同士で教え合いながら冬期講習を乗り越えたそうです。

みんなのエネルギーはすごい。

改めて、この仕事の楽しさを教えてもらった気がしました。

最後の公立入試が終わるまで、あと2カ月。桜の花が咲く季節には、みんなで笑えるように、最後の最後まで頑張ろう。<塾長 高木秀章>

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