生徒目線で学び、生徒とともに成長した1年
昨年4月に入社してから、気づけば一年が経ちました。この一年を振り返ると、今福教室での日々は、私にとって大きな学びと成長の連続でした。
入社前、私は介護の仕事と高校で政治経済の教員をしていました。「もっと生徒と深く関わりたい」という思いが強くなり、転職を決意。そこで出会ったのが開智でした。面接では「社会の先生になりたい」と伝え、塾長からも「ちょうど社会の先生が足りてへんから助かる」と言っていただき、入社が決まりました。
しかし、配属された今福教室で任されたのは、中学1年生の理科と英語、そしてそろばん。専門外の教科ばかりで不安もありましたが、開智には「複数教科を経験することで、生徒の“わからない”に寄り添える指導ができるようになる」という考えがあります。実際に取り組んでみると、生徒と同じ目線で学び直す姿勢が自然と生まれ、どこでつまずきやすいのかを自分自身が体験できました。この経験は、今年度から担当している念願の社会の授業にも大きく生きています。
特に印象に残っているのは、そろばんの授業です。担当したのは年中さんから小学2年生までの入門生。中学生とは違い、授業がつまらなければすぐに態度に表れます。だからこそ、テンポよく、楽しく、盛り上がる授業を常に意識しました。そろばん指導は、授業づくりの“いろは”を改めて学ばせてくれた貴重な経験です。
心を動かされた場面も数えきれません。英語の小テストに何度挑戦しても合格できない生徒が、あきらめずに挑み続ける姿を見たとき、「この生徒、かっこいいな」と心から思いました。苦手から逃げず、食らいつき、何度も挑戦する姿は、私自身が小学生の頃、ラグビーを上達できずにやめてしまった経験を思い出させ、胸が熱くなりました。
自習中に何度も質問に来る生徒、休みの日に自習に来て授業に追いつこうとする生徒。その姿を見るたびに、「開智に入社してよかった」と感じます。
この一年、多くの方に支えていただきました。研修してくださった塾長、諸口教室の髙木先生。細かいところまで丁寧に教えてくださる岸田先生。英語で困ったときに助けてくださる大塚先生。そろばんの島先生、菅野先生。そして、生徒・保護者のみなさま。
まだまだ未熟ではありますが、これからも生徒に寄り添い、共に成長できる教師でありたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。<荻堂 雄太 今福教室>