小学校受験を考えるパパママ必見!【小学校受験完全マニュアル】

小学校受験マニュアル 小学校受験

「小学校受験させたい!」
「でもこのやり方で合ってるの?」
「本当に受かるか不安だし、子供は楽しそうじゃないし…」

子供を小学校受験させる親は、常にこんな不安がつきものです。

それでも小学校受験する家庭が年々増えているのは、自身の子供が立派に育って、苦労や辛い思いをせず、幸せになって欲しいからではないでしょうか?

そこで今回は、小学校受験を考えるパパママ向けに、プロが小学校受験完全マニュアルを作りました!

今子供の小学校受験で悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

小学校受験は意味あるの?本当のことを教えます。

「小学校受験なんて意味ない」なんて聞いたことありませんか?

お受験反対派からは「公立からでも東大に行けるのに」といった意見も聞かれます。
でもこの記事を読む方は、子どもの幸せを進学先の大学名で判断する発想はあまりお持ちではありませんよね。

様々な考え方がありますが、小学校受験には合格不合格に関わらず大きな意味があります。

それは「受験に向けて子供自身を始め家族みんなで努力すること」そして「その本気で努力した経験そのもの」が小学校受験の本当の意義です。

その意味で小学校受験には「意味がある」と断言できます。

では、より具体的なメリットとデメリットも解説していきますね。

小学校受験するメリット

小学校を受験するメリットは大きく2つ、「合格して手に入る小学校の魅力」と「受験を通じて伸ばせる力」です。

まず、合格すれば手に入るのは良質な教育環境です。

私立や国立の小学校には、公立にはない教育方針や、英語指導などのグローバル教育、設備の充実とさまざまな魅力があります。
もちろん、内部進学で大学まで進める小学校なら、中高や大学の教育内容や、長ければ16年間のんびり過ごせる点もメリットになります。
さらに、子ども同士に加えて教師、保護者同士の人間関係がスムーズというよさもポイントです。同じ教育理念の下に集う面々なので価値観も近く、揉め事が起こりにくい環境を手に入れられます。

次に、合否に関わらず獲得できるのが思考力や発想力です。

「小学校受験=詰め込み教育」と思われがちですが、小学校受験をするのは未就学児ですから、文字や数字を扱うことはあまり要求されません。

学校によっても傾向は異なりますが、ペーパーテストは暗記した知識ではなく思考力を試すものが大半です。また、ペーパーに加えて行動観察、面接、お絵描きを取り入れる学校もあります。

こうした幅広い分野の準備を重ねることで、目標に向けて頑張る意欲や難しくても投げ出さない粘り強さが身につきます。さらには、周囲と協調する力や自己肯定感も養われます。
こうした力は非認知能力と呼ばれ、学歴やIQとは別の「生きる力」ともいえる能力です。

お受験を通して、小さいころからこの力を身につけておくのは、それだけでも十分なメリットですよね。

小学校受験するデメリット

一方で、やはりデメリットも存在します。

まず気になるのは費用です。
私立小学校に進学する場合、6年間で500~600万円は納入する必要があります。公立小なら無料と思うと大きな負担ですね。また、受験準備のために塾などを利用すればもちろん費用がかかります。

なお、国立小学校の場合は、何かと負担の大きい初年度でも20~30万円ほどで済むことが多いので検討対象にしやすいですね。

また、受験中はもちろん受験後もお金以外の負担も大きくなります。

受験中は塾通いの送り迎えや学んだことのフォロー、日常生活にも季節の行事を取り入れたり、お手伝いをさせたりと配慮が必要です。
また受験後の学校は歩いて通えない場合も多いので、送り迎えなども必要になるケースが少なくありません。

この忙しさで親の時間が制限され、仕事できなくなるなどもあり得ます。

 

このように、小学校受験には本人だけでなく家族全員で乗り越えることが重要です。
なお、小学校受験に対してそもそも疑問がある方は、こちらの参考記事をチェックしてみてください。

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小学校受験に向いている子供はどんな子?向き不向きはある?

未就学の間というのは、肉体的にも精神的にも成長度合いの差が大きい時期です。高校や大学受験と異なり、バラ色の将来を夢見て苦しい勉強を我慢できる年齢でもありません。では、どのような子供なら小学校受験向きといえるのでしょうか。

小学校受験向きといえる資質は、集中力、好奇心、協調性です。

まず、普段から遊びとしてパズルや迷路に熱中するお子さんは小学校受験に向いています。難しいことをクリアする達成感を知っているので、ペーパーテストの練習も苦労せずに楽しめるのです。わからないことがわかるようになる喜びをたくさん与えてあげましょう。

また、親への質問が多かったり、図鑑が大好きだったりと好奇心旺盛な子供も受験準備を乗り越えやすい傾向があります。「知りたい!」「どうして?」という気持ちはすべての知的な行動への入り口です。保護者の側も、面倒臭がって「あとで」などと言わずに付き合いたいですね。図書館などで一緒に調べるのも効果的ですよ。

さらに、お友達をリードして遊べるような協調性が高い子供は、受験科目の中でも行動観察が得意になります。初対面の子供たちで一つの作品を作るなど協力する作業では、相談や役割分担が求められるからです。リーダータイプはもちろん素晴らしい資質ですし、調整役として皆をまとめられるお子さんも貴重な個性の持ち主です。

気分屋で気に入らないことがあるとすぐ泣いてしまうような子供を、受験に立ち向かわせるのは苦労します。なだめすかしたり、お菓子やおもちゃのご褒美で釣ったりしても、本人が「やりたくない」と思ってしまうとなかなか身につくものではないからです。

ただ、そうした子どもも塾などで楽しく練習を積み重ねると、「もっと上手になりたい」「お友達みたいに褒められたい」と意欲が出てくることもあります。名門女子中学校に合格した子どものお母様が、「合格もうれしいけれど、我慢する力や思いやりを身につけられたことが一番の収穫」と話していたこともありました。

ぼんやりしている、絵本や図鑑に興味がないなど心配はあっても、3、4歳時点での特徴から向き不向きを断言できるものではありません。ちょっとしたきっかけでぐっと伸びるのが子供の面白いところでもあります。

受験までに養える力もありますし、小学校ごとに求める子供のタイプもさまざまです。その意味では「こういう子は受験をやめておくべき」という特徴はないに等しいといえます。

なお、子供の向き不向きに関しては、こちらの記事もおすすめです。

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小学校受験の準備はいつから始めるべき?

一般に、年少学年の11月に塾通いを始める家庭が多くなっています。実際はまだ年少さんですが「年中クラス」と呼ばれることもありますよ。通常、小学校受験は11月の頭に行われるため、丸2年を費やすイメージです。

ただ、大学受験予備校に何年通うかが人それぞれなのと同様、2歳から教室通いをする子供もいれば、塾を使わずに合格する子供も存在します。つまり、受験する小学校が求める力が身につくなら、準備はいつから始めてもいいのです。

また、受験準備とひと言でいっても内容はさまざまです。家庭でのしつけや生活習慣といった身近な内容も準備の一環といえますし、逆に運動課題や行動観察などは自宅では訓練は難しいでしょう。

冒頭に書いた「年少11月から」というのは、塾通いやプリント学習といったいかにも小学校受験らしい課題を始める時期を指しています。年中行事などは、受験直前に初めて取り組むと一度しか経験できませんから、できれば数年間繰り返せると記憶が定着しやすくなります。

また、日ごろの外遊びの際に季節の花を観察したり絵を描いてみたりするのも、十分受験準備になる体験です。次に解説するおすすめの対策方法では、家庭で普段からできる準備も紹介しています。

h2:小学校受験の対策方法|おすすめ4つ紹介!

小学校受験で採用されている科目は学校によってまちまちです。処理スピードが問われるような難しい課題を出題するところもあれば、そもそもペーパーテストが存在しない学校もあり、志望校に合わせた対策が求められます。ここでは、多くの学校で役立つ4つの対策をご紹介します。

礼儀作法、挨拶などのマナー

受験に必要な能力のうち、元気に挨拶する、きちんと椅子に座るといった礼儀に関する面は、小さいころからしつけることが可能です。週に数回の教室で練習するよりも、日々の生活で当たり前になるように教えると、緊張する本番でも失敗が少なくなります。

礼儀や挨拶を子供に習得させる場合、まずは親が普段からお手本を見せることが大切です。両親がきちんと挨拶していないのに、子供にだけ強制しても説得力がありません。

とはいえ、「自分のマナーが不安」という保護者もいらっしゃるでしょう。その場合、「素敵なママになりたいから練習する!」と宣言して子供と共に学ぶのも効果的ですよ。多くの小学校では親の面接もありますから、早めに対策しておきましょう。

絵本の読み聞かせ

いつもの読み聞かせを一工夫することで、小学校受験の準備にもつなげることが可能です。
寝る前などに読み聞かせを習慣にしている家庭も多いことでしょう。読む本はどのように選んでいますか。親ばかりが押しつけてしまうと子供は楽しめません。何冊かに一冊はぜひ、お子さんに選ばせてあげましょう。

読み聞かせのあとはぜひ、ストーリーの感想を話し合ってみてください。登場人物の気持ちを推測したり、「○○ちゃんなら、こんなときどうする?」と考えさせたりすることが、読み聞かせの効果を高めます。

また、読み聞かせた内容をパパやおじいちゃんおばあちゃんといった第三者に説明させてみるのも有効です。内容の把握度合いも分かりますし、受験でも問われることが多い「お話の記憶」の訓練にもなるからです。

ペーパーテスト対策

小学校受験のペーパーテストは、それ以降の受験のように「科目」があるわけではなく、独特の問題が出題されます。

何よりの特徴は問題文が問題用紙に書かれておらず、試験官の先生の声やテープに録音された音声で出題される点でしょう。ですから、何かの知識よりもまず「しっかり話を聞く」ことができなければなりません。

そして、ペーパーテストですからもちろんある程度の知性も要求されます。算数的なものとしては基本的な数の足し引きや平面図形、立体図形の把握など、国語的なものとしてはテープで流されたお話を聞き、内容について回答するものなどが挙げられます。さらには季節の行事や植物など、一般常識的な問題も頻出です。

こうした知識は家庭での日常生活でも指導できますし、解き方も市販の問題集に保護者向けの解説がついているものもあります。楽しみながら練習していきましょう。

積み木が積まれた絵から個数を数える問題など、具体物で体験したほうがわかりやすいものはぜひ目で見て触って感覚を養いたいものです。

面接対策

知らない大人からの質問に答えられるようにするためには、訓練が欠かせません。

まず、正確な受け答えについては家庭でも練習が可能です。「インタビュータイム」などと銘打って、普段の会話とは調子を変えて親子で質問ごっこをしてみましょう。きちんと応答できたときに褒めて自信を持たせます。あえて難しい質問をして「わからない」と答えられるようにできるとさらに効果的です。

また、核家族化や犯罪の危険といった理由から、知らない大人と話した経験がない子供が増えています。ところが面接ではどうしても、初めて会った大人に挨拶をし、質問に答えなくてはなりません。そこで、ご近所さんやママ友さんとの会話を直接子どもにさせてみるといい練習になります。

本格的に練習するなら、やはり教室の手を借りるのが一番です。「どう答えるといいか」といった正解を指導してくれますし、子供の個性に合わせた指導法も伝えてくれることでしょう。

小学校受験のために、塾や幼児教室は必要?

結論として、家庭学習のみでも小学校受験に合格することは可能です。事実、筆者自身が塾通いをせずに合格しましたが、そのためには本人の適性に加え、保護者の教える力と丁寧に暮らす家庭環境が欠かせません。

子供の向き不向きについては前述しましたが、そもそもそれを保護者だけで見極められるかという問題もあります。

また、子供ですから覚えられなかったり間違えたりするのは当然です。そのとき、親は怒らず導いたり、できたことを上手に褒めたりする力がなければ、なかなか子供を伸ばすことはできません。

さらには、おせち料理を手作りし、七草や節分、こどもの日にふさわしい行事や食事を毎年体験させられる家庭なら、ある程度合格可能性があるでしょう。

とはいえ共働きの家庭も多いですし、下のお子さんもいたりすれば「受験のためだけにそこまではできない!」と感じるのが普通です。そんなときに合格率をアップさせるために塾や幼児教室を活用しましょう。

家でも指導可能なものについても、より効果的な指導方法を蓄積しています。また、面接や行動観察といった訓練は自宅では難しいのでぜひとも頼りたいところです。さらに、受験する学校別の傾向や合格しやすいタイプなど、情報の豊富さも塾の魅力といえます。

小学校受験に必要な基礎力なら『パスカルキッズ』

このように多様な能力が問われる小学校受験に必要な基礎力を磨くなら、パスカルキッズをおすすめします。小学校受験だけに特化した塾ではありませんが、その分、広い視野で幼児の力を伸ばしてくれるからです。

具体的には、素人には指導が難しい作文や、学習の土台になる能力開発トレーニング、視覚と体感に訴える教具を使った指導で、知的好奇心を刺激してくれます。知育ゲームの時間もあり、子供にとっては「遊んでいるだけ」という感覚ながら着実に力がつくことを実感できることでしょう。

また、自宅での復習用にホーム用教材も用意されているので、「家では何をしたらいいの?」と悩むこともありません。これだけの内容をすべて家庭でこなそうと思ったら、母親の時間は1日24時間ではとても足りません。

さらに、小学校受験に向けた実力がつくだけでなく、思考力が高まって算数が得意になるのもパスカルキッズのメリットです。ここで磨いた力を中学受験で発揮するお子さんもたくさんいますよ。

小学校受験を考えるパパママ必見!【小学校受験完全マニュアル】まとめ

小学校受験のメリットや、準備に取り組むことで養われる力についてお話ししました。

幼児期の教育には偏差値のような明確な指標がないだけに、情報に踊らされて迷ってしまいがちですね。

将来も役立つ思考力を小学校受験を通して身につけるには、プロの手を上手に借りるのが近道です。

「お子さんの適性を知りたい!」というご両親も、ぜひお気軽にパスカルキッズにご相談ください。

 

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