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世界7大陸を走って学んだ諦めない心 北田さん素晴らしい講演ありがとうございました

4月20日(土)アドベンチャーランナーの北田雄夫さんに「世界7大陸を走って学んだ諦めない心」と題して講演をしていただきました。

北田さんが挑戦するアドベンチャーマラソンとは大自然(砂漠、ジャングル、山、南極など)の中を走る世界で最も過酷な競技で平地だけでなく、崖などを登ることもあります。レース中に必要となる食料、寝袋、サバイバル道具などをリュックで背負いながら3~30日間200~1000km走る競技だそうです。

北田さんは、自分が出場したレースの中でも特に印象的だったレースを「最も暑いレース」アタカマクロッシング(距離250km、気温45℃、期間7日間)、「最も寒いレース」アイスウルトラ(距離:230km、気温マイナス20℃、期間5日間、スウェーデン)「最も痛いレース」グランドトゥグランド (距離273km 期間7日間 グランドキャニオン、アメリカ)に分けて話してくれました。

その中でも、私が印象に残ったのが最も痛いレース。グランドトゥグランド、アメリカのグランドキャニオンを5日間で230km走るレースの話でした。 このレースの平均気温は20℃。
最も暑いレースのアタカマ砂漠の45℃、最も寒いレースのスウェーデンのマイナス20℃に比べると俄然走りやすいと考え参加したレースだったそうです。
最初は快適に走っていたが、足に水ぶくれが。大きくなってはいけないと、水ぶくれを潰し皮を取って走るが、やがて足の裏全体が水ぶくれになり痛みがはしったそうです。
それでも走り続けると、足の裏から膿が出始めグチュグチュの状態になり、ついには風が当たるだけで激痛が走るほどになったそうです。
それでも誰も助けてくれない。とにかくゴールするしかない。意識が朦朧とする中、痛みが体の許容範囲を超えて麻痺していった。もうそれだけでラッキーで、とにかく一歩ずつ進めば必ずゴールにたどり着ける。そんな思いで走ったそうです。

上の画像がその時の足の裏ですが、いかにこの競技が過酷かを物語っています。

壮大で過酷な自然の中、ただ一人で黙々と走る。砂漠の中も一人、氷の中も一人・・・。
もし道を間違えたら、もし食料がなくなったら、もし怪我でもしたら・・・。
誰も助けてくれない。立ち向かう術はただ一つ「自分でできることをする」。参加費用は10万~150万円(渡航費、滞在費、装備品別)。でも賞金はナシ。

「なぜ、こんな過酷なレースに挑戦し続けるのか?」誰もが疑問を持ったに違いありません。

ここから北田さんの話は、子供時代からアドベンチャーマラソンに出会うまでに移っていきました。
彼は小学生の頃は小心者で、運動があまり得意ではなく、成績も真ん中で平凡な学生だったそうです。このようなレースに出ている方なので、生まれつき強靱な体をお持ちかと思いますが、実際は朝礼時に貧血で倒れるような子供。今もそれは続いており、肝臓にも注意が必要で、医師からはこのようなレースへの出場は避けるべきだと言われているそうです。

ただ、走ることは中学生の頃から好きで、大学時代には4×400mリレーで日本選手権3位に。ただ、学生最後の大学日本一を決める決勝レースに怪我で出場できず、また、優勝した選手と当時の自分とのタイム差を見た時、越えられない壁があるのではないかという大きな挫折を味わい、陸上から身を引いたそうです。

その後、就職して社会人としての生活を順調に過ごしていく中で、陸上ほど夢中になるものがない自分に気づく。そんな中、「自分が通用できること。そう、誰もやろうとしないことをやろう。」と過酷なトライアスロンに行き着いたそうです。しかし元々短距離選手の彼は、持久走が苦手。その上、あまり泳げない。必死のトレーニングの末、トライアスロンのレースに必要な400mがなんとか泳げるようになり出場するも、海の中でレーススタートを待つ際の立ち泳ぎが大変で特別にボートに捕まって待たせてもらったとか。それでも三年後には鉄人レース(スイム4km、バイク120km、ラン30km)を走破。

そんな中、アドベンチャーマラソンを見つけ、「これだ!」と思い、初めてゴビ砂漠のレースに出場。毎日走り続け、食べたいものも食べられない、苦しい、つらい、命をさらすようなレースの中で、生きていることを実感したそうです。ゴールの瞬間、レースを戦ったライバルは、共に苦しみを乗り越えた仲間になり、今まで味わったことがない、とてつもない達成感に襲われたそうです。

その後、彼はアドベンチャーマラソンで日本人初7大陸制覇を成し遂げます。

彼は講演の中で「その先に何があるのかを知りたい。どんな自分がそこにいるのか。ただその好奇心があるんです。」と話していました。

チャレンジを続けるための3つの考え方として、
「小さなゴールを設定する」「成功よりも成長」「とりあえずやってみる」
と話されていました。

周りから見た成功ではなく、自分の中で感じ取る成長を大切にする。
成功を目指せば失敗と挫折があるかもしれないが、成長を目指せば失敗や挫折も糧になる。
ただひたすら、自分と向き合う。自分ができることをする。

走ることを通して、彼は成功を目指し挫折した大学時代から大きな成長を遂げ、さらに成長し続けているのだと思います。

講演終了後は、残っている生徒達一人一人に声をかけていただき、写真や足の筋肉を触らせてくれたり、とても温かい講演会になりました。それはまるで「僕にもできるんだ。君たちも頑張れ」と無言のエールを送っているようにも見えました。

<塾長 高木秀章>

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