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教育講演会無料レポート

第3回教育講演会レポート 平成27年4月18日(土)

講演内容  新入試問題の傾向と対策

※講演会の雰囲気をお伝えするため、記述が話し言葉になっている箇所がございます。予めご了承ください。

今日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。

今日は皆さんに現在の教育がどうなっているのかをお伝えしたいと思い、教育講演会を開催することにいたしました。
私は塾業界に身をおき、24年になりますが、今の子供達は本当に大変な時期に入試を受験するのだな、大変な世の中になっていくなと感じています。
今日は学校ではなかなか教えてもらえないことをお話させていただこうと思って、内容を考えました。

本日の流れ、今年度の入試制度の変更点について、どういうところが変わり、問題なのかを簡単にご説明します。

入試制度の変更があったことによって、前期入試と後期入試が合併しております。つまり入試問題が一本化しました。一本化されることにより、入試傾向が変わるので、皆さんにもよく理解して欲しいと思っています。

普段から意識して身につけておく力は何か。求められる力は明らかに変わっています。私が受けてきた入試と今の入試は明らかに違います。今の入試の方が明らかに難しいです。しかし、みんなはこれから入試を受験するのだから、今から準備をすれば十分間に合います。

親子ですべき「知る努力」「学ぶ努力」について。入試ということもあるのですが、進路について一緒に考えていきたいと思っています。そして、最後にまとめの言葉となります。

では、今年度の入試制度の変更点についてお話をさせていただきます。
まず、内申評価制度の変更による内申点の高止まりということです。これはどういうことかといいますと、今の高校1年生までは相対評価ということで、10が3%、9が4%というように成績順に上位から一定の割合で内申点が決まっていました。しかし、この制度は全国47都道府県で大阪のみがこの制度を採用していまして、他の都道府県については絶対評価と言いまして、一定の点数を取れば、5、4と評価するという制度を採用しており、大阪も昨年度より採用しております。

今までは10と9、つまり今の評価で5を取れていた生徒の割合が7%から31%になりました。7と8、つまり4を取る生徒が24%から38%に増加しました。つまり、内申は以前より取りやすくなったということがわかります。しかし、内申点が取れなければ、上位校の受験は厳しいということもでてきます。ですから、学校の定期テストや実力テストを頑張らなければならないということがわかります。

しかし、定期テストや実力テストの成績が芳しくなかった場合の救済制度として、大阪市統一テストというものがあります。昨年から10月に実施されているこのテスト。このテストで上位7%に入れば、学校の通知表の成績が1であろうと、5をあげますよという制度、上位31%に入れば4をあげますよという制度に変わりました。

ですが、この表をよく見てください。5を取るためには大阪市統一テストで上位7%に入るより、学校で上位31%に入るほうが明らかに楽ですよね。ですから、定期テストは必死に頑張ってください。あと、この内申評価にはテストの成績だけでなく、提出物や授業態度も加味されますので、しっかり取り組むようにして下さい。

大阪市統一テストで5教科の内申点は決まりますが、副教科の内申点が決まるわけではないので、どの教科もそうですが、副教科は特に統一テストが終了しても、一生懸命取り組むことが大事だということです。

続いて、入試における上位校の評価比率の変化についてです。

平成27年度以前は5教科の評定を3倍して、各30点ずつで合計150点。副教科については評定を5倍して、各40点ずつの合計350点満点でした。なぜ、副教科の倍率が5教科に比べて高かったのかと言いますと、受験当日にテストがなかったからです。しかし、平成28年度以降は全て5倍して各50点ずつとなりました。

平成28年度以前の当日の試験については各70点の5教科350点。現在は各90点の5教科450点となりました。平成28年度以前は内申点と当日の試験で700点満点なのですが、内申点と当日の試験の比率という問題があります。タイプⅠの場合は内申が4で当日のテストが6です。ですから、内申点は0.8倍するので280点、当日の試験は1.2倍するので420点となります。タイプⅡの場合は5:5となるので、内申と当日の試験はそのまま入試の点数となります。

平成28年度以降はタイプⅠの場合は3:7となりました。内申が3で当日の試験が7です。内申が3ということは、内申を0.6倍、当日の試験が7なので、1.4倍することになります。つまり、当日のテストの割合がすごく大きくなっているわけです。

タイプⅡの場合でも以前のタイプⅠの場合と変わりませんから、どういうことが言えるかと言いますと、まず他教科の内申割合が下がったということと入試本番では内申全体の評価比率も低下しました。これはどういうことを意味しているかと言いますと、実力のある生徒が欲しいということです。普段からしっかり学力をつけておかないと入試では勝てないということがわかると思います。

では、学校別に内申と評定の割合を説明させていただくと、今年度から学力検査問題というものが、A,B,Cの3種類に分かれていて、A問題が基礎的内容、B問題が標準的内容、C問題が発展的内容というふうになっています。
大阪のトップ2校の北野、天王寺の文理学科ではC問題の発展的内容が出題され、内申が3、試験が7の割合で評価されるタイプⅠの制度を採っています。続いて、大手前、高津、四條畷の普通科を設置している3校でもC問題が使用され、当日重視のタイプⅠの方式を採用しています。さらに、旧学区制度では2番手だった寝屋川、八尾、市岡の3校でもC問題が出題され、同じくタイプⅠの評価基準となっています。

これらの学校は全て偏差値60以上の学校であり、発展的内容を出題し、当日の試験を重視しています。昨年度の開智の進学実績では、偏差値60以上の学校に合格した生徒が60%になるので、ほとんどの生徒がC問題の発展的内容を解答することになります。非常に人気があり偏差値が60付近の清水谷や夕陽丘ではタイプⅡの評価基準ですが、使用する問題はC問題となっていて、C問題を使用する学校が非常に多いです。

まとめとしては、入試における得点が最重要視されるのでしっかり実力をつける必要があります 。

続いて、入試問題の傾向と対策について、3点ほどお話させていただきます。第1に、これからの入試では、早く読んで理解する必要があります。例を挙げてみると、H26年後期の理科の入試問題では問題が2枚だったのが、H28年度の試験では、問題が4枚となり、試験時間はそのままで問題の量が2倍になりました。
また、英語の問題ではH26年度からH28年度にかけて英文の量が1.5倍となりました 。

H29年度には、問題文も英語になり分量も1.5倍に増えるので、大阪は全国でも最難関レベルの難易度になります。つまり、これらの傾向から、普段から時間を意識して解くことが重要といえます 。

第2に理論的、構図的に作問の意図を理解できる力が求められます。
昨年度の国語の問題を例に挙げると、難解な文章が出題されましたが、これは東大で使われる教科書から抜粋された文章を使っています。この問題は約15分という短い時間の中で内容を把握し、自分の言葉で文章にすることが求められます。

第3に自分の意見を理論的に要約する力が必要になります。
H28年度の英語の試験の自由英作文において、具体的なテーマが設定されていた昨年度の問題に比べ、第一印象についての自分の意見と理由を述べるという抽象的なテーマ設定となり、非常に難易度が高くなってきています 。

それでは、今後の入試問題の動向についてお話させていただきます。

2001年度に東京都は全国に先駆けて、公立高校制度改革が実施されました。されるまでの公立高校の入試というのは、同じレベルの問題でなるべく不合格者の数を減らすような制度をとっていました。その結果、大学の合格者数が減少し、公立高校の入試の制度改革が行われました。

その改革とは、特定の学校を大学進学に力を入れる指導重点校に認定し、その認定されたグループのみで入試問題を作成するというもので、問題分量が増加し、問題も難化しました。

大阪では2011年より、進学指導特色校というトップ10校が認定され、文理学科が設置されました。これは東京から始まった入試改革を全国が追随したという形になっているということです。よって、大阪の公立高校入試も東京に近づいていくと推測されます。

ここで、全国の公立高校の中で東大合格者数、日本一の日比谷高校の入試問題と大阪の公立高校の入試問題を比較してみようと思います。

まず、英語ですが大阪の入試問題の長文が約860語(1分52語程度読む)なのが、日比谷高校の場合は約1300語(1分78語程度読む)あり、これを15分程度で読まなければならないのです。これを見てみると、まだ大阪の入試問題と差があることがわかります。

国語に関しましては、日比谷高校は1つの文章で3500字です。大阪は2000字程度なので、こちらもまだまだ分量的には東京の方が多いので、今後大阪の入試問題の分量も増えるかもしれません 。

続いて英語の長文の内容ですが、テーマが理科で出題されるような学問的な内容になっていて、今まで以上に難解な文章になっているので論理的、構造的に読むことが求められています。今後、大阪でもこのような問題傾向で出題されることがあり得ます 。

さらに、国語の作文の問題ですが、今までは大阪の入試問題では読解問題とは独立した(直接関係しない)問題が出題されていましたが、東京では読解問題の中に250字の記述問題があります。筆者の意見を踏まえなければならない点で、理論的、構造的に筆者の意図を理解したうえで、自分の意見をまとめる必要があります。大阪でも読解の中での記述問題が出題される可能性があります。

結論として、これらのことをひとまとめにして「活用力」と呼んでいます。「活用力」とは
「早く読み、理解する力」、「理論的・構造的に作問の意図を理解する力」、「自分の意見を要約する力」をいいます。活用力がなぜ大事なのかというと、昔の入試問題は暗記をしたものが出題されるケースが多かったのですが、今までに見たことがないものに対して推測していろいろなものを組み合わせて問題を解決していく力が必要になってくるのです。

では、なぜこの力が必要なのかというと、一つは2020年の大学入試の制度改革があげられます。制度改革ではこのような力が問われるので、高校入試の時点で出題しておこうということです。ですから、我々も去年から活用型の問題を作成しています。作成することで皆さんに活用力とはどのようなものかということが問題を通してお伝えすることができると考えています。

では、このような活用型の問題に対応するために普段から意識しておくべき力とはどのようなものでしょうか。①塾の取り組みと②家庭での取り組みを説明させていただきます。

塾の取り組みですが、各都道府県の記述問題演習をいたします。300字で15分の論述トレーニングをしてきます。5分でまとめ10分で書き、書く型の指導もいたします。

続いて、読書感想文については、夏目漱石等の良書を読んで読書感想文を書いてもらっています。これからは読む力がとても重要になってきます。インターネットなどではいい情報も悪い情報もありますが、読む力があればそれを取捨選択できます。そのためにはたくさん本を読んで、語彙力をつけなければなりません。

斎藤孝先生著書の中にも書かれているように、話し言葉は約5千語程度ですが、書き言葉は広辞苑に載っている27万語です。私達は書かれていることから情報を読み取らなければならないので、本をしっかりと読んで書き言葉を理解することがとても大事になってきます。カイチでは蔵書をホームページから選択でき、さらにその本をアマゾンで注文できるようにするプロジェクトを進めています。私達はそれだけ読書を重視しています。

次に、理科実験・ディベート授業です。まず理科実験は小学生に取り組んでもらっているものですが、中学生でやることを小学生に実験としてやってもらうことで頭に残してもらうことを意図しています。また、去年に首相官邸にドローンが落ちて大騒ぎになりましたが、ドローンでどんなことができるのか、何の役に立つのかを子供達に討論してもらおうと思いドローンの実験をしました。実験の終了後には作文を書いたり、入試問題を解いたりしました。

その後の子供達の討論の中ではびっくりするほどのいいアイディアが生まれたりもしました。例えば、熊本の地震が最近ありましたが、被災地で人が入れないところにドローンで物資を運んだりするなどです。子供達はちゃんとしたテーマを与えると、真剣にそれについて考えてくれるということを実験を通して私達も理解しました。

課題を発見し、自ら考え、問題を解決していく。

これからの時代を生き抜くためにはこのような力が非常に大事だと思っていますので、こういうことをさせていただいています。

家庭での取り組みは、ニュースを理解することで今の社会がどのようになっているかを理解していただき、時事問題に役立てる。次に、新聞の社説を読んでいただくことです。社説はプロの論説委員が書いている最新の時事や国際問題などに対する、新聞の主張や考え方を一日に一つ掲載されているものです。主張と根拠で構成されており、小論文の型や考え方を学ぶのに最適ではないかと思います。

続きまして、日記をつけていただきたいと考えています。書き方として、「私はこう思う。その理由は・・・。」この書き方は小論文です。短く要点のみを書くようにしていただきたいと思います。
最後は英語で日記をつけることです。約40~50語、4~5文ですが、天声人語を使っていただきたいのです。天声人語はインターネットに英語版がありますのでそういうものを使ってやっていただければいいと思います。

つい最近、広島にオバマ大統領が訪問しました。これは歴史的なことです。原子爆弾を落とした国の大統領が広島に来ることなどなかったわけです。このことを使って日記を書いてみます。いかがでしょうか。41単語となっています。これは十分に中学校の文法で書けるわけです。こういう文章を書いた場合は持ってきていただければ先生達が添削をしますのでいつでも持ってきてください。

では続きまして、親子ですべき「知る努力」「学ぶ努力」に入っていきたいと思います。

なぜ「知る努力」「学ぶ努力」が必要なのかでしょうか。その理由は受験制度が大学から大きく変わるからです。東京都に行って下村元文部科学大臣に聞いてきたのです。受験の改革はかなり大がかりなものになっていますが、本当に実施されるのでしょうかと問うと、元大臣は「日本が生きる道はここしかないからです。」と真剣で切羽詰まった声でおっしゃりました。その理由は全世界を覆うグローバル化に対応するためです。すごいスピードで国際化が進行しています。先進国は停滞し、新興国が台頭しています。日本は人口が減少し、労働者の人口が減るので日本の経済は小さくなるし、大企業は社内公用語を英語にしています。
皆さんの中には「私は外国には行かない」と考えている方がいると思いますが、これからは隣の人が外国人ということがあり得ます。日本はほぼ単一民族なので、阿吽の呼吸で生活していくことができますが、外国人は違う文化の方々が混ざり合っている生活が当たり前なので、自己主張ができないとだめです。みんなの意見を聞き、集めて、自分の主張を構築する作業が必要です。

次は職業の多様化に対応するためです。米デューク大学のキャシー・デビットソンが「2011年にアメリカの小学校に入学した子供達の65%は大学卒業時に、今は存在していない仕事に就くだろう。」と言っています。理由は自動化です。人工知能があることにより、今の仕事のいくつかは自動化されると考えられています。

イギリスの経済紙「エコノミスト」はオックスフォード大学の研究成果から「今後の20年間でアメリカの雇用の47%は自動化する」と予測しています。今後の人工知能は自分の弱点を分析し、自分で克服できるともいわれています。よって、皆さんは将来外国に出ていき活躍しなければならない可能性があります。

このような時代を子供が逞しく歩むために行うべきこととは何でしょうか? それは・・
子供の将来について「知る努力」「学ぶ努力」を親子で行うことです。

保護者の方に知って頂きたいことは子供にとって、自分一人で進路を選択し、その進路が今後、自分にどのような影響や結果をもたらすのかを考えるのは難しいということ。子供には進路や将来に関する知識はなさすぎるのです。

もちろん、学校や塾では進路のアドバイスや提案は行います。しかし、それを取捨選択し判断するのは保護者の皆様、そして最後に決めるのは生徒の皆さん一人一人です。

本人の夢や希望、なりたい職業とこれからの社会を考え、求められる力は何か。それを身につけるためにどのような進路があり、そのような高校に進むべきか、親が学び子に伝える必要があります。

親が知り、学ばなければならないことをご説明させていただきます。ちょっと受験について話させていただきますが、子供が大学入試を受験するのは約18歳、人生の約五分の一の時点でその後の就職などの人生に大きな影響を与えることになっています。いやな話ですがこれが事実です。ただ、もし受験がなければ何が子供達の将来を方向付けるのでしょう?それは歴史や受験制度がない国が物語るように家柄と親の経済力です。

しかし、今の日本では全ての子供が均質に教育を受けることができ、平等に受験の機会が与えられます。そこで違いを生むのは本人の努力のみで自分の努力以外は何も問われないので、自分の意思で人生を選択し、望むどの学校にも行けるのです。

君達にとって受験は自分の将来を、自分の力で勝ち取る人生最大のチャンスです。

しかし、受験には合否があります。合格・不合格で人生が決まるのでしょうか。不合格になった子供達の努力は無駄なのでしょうか。そんなことはありません。学歴と経歴はイコールではありません。人生を決めるのは何なのでしょうか。

それは「努力と工夫を続ける姿勢」だと思います。

ペンシルべニア大学のダックワース准教授は、様々な分野で「成功する人」を事前にかなり高い精度で予測できる人ですが、准教授は『やり抜く力』が高い人は、いずれの状況でも成功する確率が高い。才能と「やり抜く力」に相関関係はない。むしろ反比例の関係にある場合が多い」と言っています。

皆さんが受験を通して学ばなければならない受験の意義は「努力と工夫を続ける姿勢」を身につけること。それこそが、社会で逞しく生きる力になります。このように考えると、受験に合格しようとしまいと、「努力は必ず報われる」ことがわかります。

次は、高校受験についてですが、高校によって採用される問題レベルが違うことになっています。制度を知れば、得意教科を活かせます。高校によって内申とテストの評価比率が違います。制度を知れば、内申点の良し悪しで受験校が変わります。国立受験は公立と別日程で受験できます。今年、大阪教育大学付属平野高校に行った生徒がいましたが、国立に仮に落ちても公立は受験できます。この制度を知っておいてください。制度を知っていれば使うことができますから。

続いて、情報と環境を整えるということです。情報を揃えて高校フェアや学校説明会に参加してください。その時に通知表の結果と模試結果を持参してください(五ツ木模試・進研模試)。そうすると、高校の先生は特に丁寧に答えてくれますし、信頼性の高い進路指導をしてくれます。

環境を整えてあげてください。身体的環境は食事や学習の合間にさっとお風呂に入れることなどの配慮となります。精神的環境は過干渉でも腫物扱いするわけでもなく、適度な距離を保ち、子供をイライラさせない。親がともに勉強することも大事だと思います。例えば親も子供と同じものを読む、新聞記事をスクラップするなどです。

照れくさいとは思うのですが、時間を取って話してあげてください。子供が進路について意識しやすいのは下記のタイミングです。中学1年生の入学時、中学2年生の夏休みの実力テストが返ってきた時、中学三年生の一学期中間テストの結果が返ってきた時です。こういうタイミングを見計らって、保護者の方の意見を伝えてあげてください。

続いて、子供が知り、学ばなければならないことです。1つ目は受験制度。受験制度から考えて、どのテストが重要で準備が必要か、自分の進路・志望校にはどの教科の対策が特に必要か、内申で評価を上げるべき教科はどれかということです。

受験校とそのレベルですが、受験校は自分で探してください。親や塾と相談するのはもちろん構わないですが、オープンキャンパス・学校説明会を調べて参加する「教育方針」「指導方針」や「将来の進路」だけでなく学校の雰囲気も知ることができます。

親と行くのもいいですが、自分一人で行くのも効果的。道を調べて、電車に乗って緊張もすると思います。でもそういうのが憧れに変わって、行きたいという気を生むというわけです。

そして、志望校が決まったら、赤本を購入し、解いてみてください。その学校の傾向などもつかめるわけですから。いいなと思う高校があったらすぐに買ってください。明日でも、明後日でも。色々なことがわかるはずです。自分の解くスピードや、内容の深さなどです。自分の学力と入試問題の差を知る。早ければ早いほど良いと思います。合格点は取れないだろうけどやってみることに意味はあります。

将来のイメージを持つということについては親の仕事の話を聞いてみてください。親の仕事を通してなら自分の将来をイメージしやすくなるし、親の仕事、求められる能力、必要な力、仕事を取り巻く環境などを聞くことで自分の夢・希望・仕事について興味が持つことができ、自分の進路について考えるきっかけになります。人生の先輩として話してあげてはいかがでしょうか。

あなたは将来どのような大人になりたいですか?イメージしてください。これには答えはありません。できるだけ詳しく考えてみてください。高校入試を考える前にまず将来のイメージをしてくれればと思います。

今回の講演会は親子ですべき「学ぶ努力」「知る努力」というテーマでお話をしました。皆さんは、これから「学ぶ努力」「知る努力」を続けていくことによって一歩ずつ大人に近づいていきます。

大人になれば、様々な事を自分の意志で選択でき、行きたいところに行くことができ、なりたいものになれる。もちろん楽しいことばかりではなく、大人は大人ですることがたくさんあり、「学ぶ努力」「知る努力」はずっと続いていきます。しかし、その中で自己の成長を確認し、様々な人と出会い、その出会いがまた皆さんを変えていきます。

自分で自分を作る喜び、それが希望です。あなた達の未来はあなた達の手で作ることができます。そしてそのような環境に今、自分達がいることを感謝しなければなりません。

一方、思春期を迎え、自立に向かう我が子に親ができることは何でしょうか。
もちろん幼かった時のように手取り足取りというわけにはいきません。親は子供を心配しながらも愛情を持って見守り、人生の先輩として示唆を与え、時には子供の壁となって立ちふさがり、反抗の対象にならなければならない時もあるかもしれません。言うことを聞かなければ喧嘩をしてもいいと思います。

子供を裏切らず、最後まで寄り添ってくれる存在は親しかいません。子供を絶対的に信頼し、見守り続けるという意味において、「愛情」にも努力と覚悟が必要なのではないでしょうか。子供は親に見守られているという安心感があるからこそ、将来に希望を描き、外の世界に飛び立つことができます。

親の願いは、「社会に出て逞しく生きて欲しい。」ただそれだけです。そのような意味で、進路の決定はとても重要です。親として、子供の将来と進路について、学ぶことは子供を通して、親も学ぶ大切さを再確認する機会となります。親の学ぶ姿勢は、必ず子供の学ぶ姿勢を変えます。

子供が希望に満ちた進路を選べるように。私達スタッフ一同、誠心誠意お手伝いさせていただきます。何かあれば遠慮なくご相談ください。今日はお忙しい中、お越しくださり、ありがとうございました。

 

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